あべのハルカス美術館（大阪府阿倍野区）で4月22日から開催される、「幕末土佐の天才絵師　絵金えきん」展。

Yteen美術部では、この展覧会の無料観覧券を５組１０名（中高生とその保護者対象）にプレゼント。

「絵金」とは、江戸末期から明治にかけて活躍した絵師・弘瀬金蔵ひろせきんぞうの通称。歌舞伎かぶきや浄瑠璃じょうるりの場面を屛風びょうぶに描いた「芝居絵屛風」で知られる人物です。

土佐（現在の高知県）生まれの絵金は、18歳の時に江戸へ出て、有名な「狩野派」で絵を学びました。若くして土佐藩お抱えの絵師に取り立てられましたが、贋作がんさく騒動に巻き込まれてクビになったという言い伝えがあります。

絵金による作品はたくさんありますが、中年以降はどこで仕事をしていたか記録に残っていないため、「謎の天才絵師」とも呼ばれています。

赤、青、緑など大胆な色づかいで、どこかおどろおどろしい作風が特徴。迫力ある芝居絵屛風の魅力に、ぜひ触れてみてください。

展覧会は6月18日まで。

応募締切は4月28日（金）

応募はこちらから。

※応募者多数の場合は抽選となります。
※中高生以外の方のみの応募はできません。