【Yteen美術部・特別編】ウィーン・モダン展×大阪芸大コラボセミナー 実施レポート

大阪芸大コラボセミナー「Art lab.」で作品を制作する高校生たち

こんにちは、Yteen美術部です。
今回は「Yteen美術部 特別編」として、ユニークな高校生の芸術活動を紹介します。
国立国際美術館(大阪市)で開催中の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展と大阪芸術大学がコラボして開かれた高校生向け特別セミナー「大阪芸大 Art lab.」です。

セミナーには大阪府内の高校で美術を専門的に勉強している高校生約40人が参加。
3日間にわたって開催された講義のテーマは「クリムトに学ぶ」です。
参加者たちはまず、8月下旬に国立国際美術館を訪れ、クリムトやシーレなど19世紀末にオーストリアで花開いた「世紀末芸術」の名作を学芸員の解説とともに鑑賞。
作品からイメージを膨らませて10月19日、20日の2日間、大阪芸術大で創作に取り組みました。

国立国際美術館(大阪市)で開催中の「ウィーン・モダン展」で作品を鑑賞する高校生たち

クリムトの絵画の特徴は、立体的で写実的な西洋的表現の中に、平面的な背景や文様、装飾など東洋的表現を取り入れたことにあるといいます。
大阪芸術大の高田光治教授の指導の下、セミナーに参加した生徒らは顔と手は写実的な自画像、周囲は「装飾性」を意識して作品制作に取り組みました。

セミナーでは、クリムトも好んだ「箔(はく)」という画材も用意。
高校生にはあまりなじみがないものの、金属を薄くのばしたもので、キャンバスに貼りつけた上で加工していきます。
削ったり、ドライヤーで熱を加えてみたり……。
箔は加工の仕方で全然違う味が出るため、高校生たちは一つ一つの変化に驚きながら創作作業を続けていきました。

参加した大阪市立工芸高校2年、徳永あいみさん(17)は「事前に美術館で鑑賞してから課題に取りかかったので、イメージがわきやすかった。知らない画材や技法も学ぶことができ、色々と収穫のある3日間だった」と話していました。

 

Yteen美術部では、毎月末に展覧会の招待券プレゼントなどを実施中です。
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