国立新美術館内レストラン&カフェコラボメニューのご紹介

ウィーン・モダン展開催中、国立新美術館内の4つのレストラン&カフェで、本展とのコラボメニューを展開します。
鑑賞の余韻とともに、ウィーンの食文化にも触れ、五感でウィーンをお楽しみください。
【コラボメニュー実施期間:4月24日~8月5日】
ウィーン・モダン展特別コース 6,800円(税別)
料理長・植田潤が、「ウィーン料理」をテーマに、ウィーン独自の装飾的で煌きらびやかな文化にインスパイアされた特別コースをご用意します。
※ランチタイム(11:00-16:00)は、前菜・魚料理・デザートの3つを含む、展覧会特別ランチコース(4,800円)をご用意しております。
【前菜】
鴨フォアグラのソテーと牛頬肉の“グーラッシュ” シブレット風味のサワークリームと共に
ハンガリーを起源とする「グーヤッシュ」(Gulyás)は、オーストリア、ドイツ南西部バイエルン地方、ルーマニア、チェコなど、中欧一帯で、それぞれ郷土料理として愛されます。オーストリアでは、「グーラッシュ」(Gulasch)と呼び、パプリカ風味のビーフシチューのことを指します。ここではフォアグラのソテーを合わせて、高貴な味わいに仕上げました。
【魚料理】
スズキのロースト オレンジ風味のブールブランソース ホワイトアスパラガスとほうれん草のエチュベ
マクシミリアン・クルツヴァイル 《黄色いドレスの女性(画家の妻)》 のモチーフをイメージして。
ふっくらとした身で、淡白な味わいのスズキに、白ワインとバターでつくる伝統的なブールブランソースを合わせた、フランス料理の黄金の組合せ。旬のホワイトアスパラガスとオリーブのピューレを添えて、上にのせたパートブリックが食感のアクセントに。
【肉料理】
ウィーン風仔牛ヒレ肉のエスカロップ ケッパー風味の焦がしバターソース
じゃがいものピューレとグリーンサラダと共に
「ヴィーナー・シュニッツェル Wiener Schnitzel」(ウィーン風仔牛ヒレ肉のカツレツに近い料理)は、北イタリアを起源とし、15、16世紀頃、ウィーンに伝わったとされています。起源はお祝いの料理で、今ではオーストリアの代表的な郷土料理として愛されています。フランスの伝統的な焦がしバターソースに爽やかなケッパーの酸味を添えてご用意しました。
【デザート】
“ザッハートルテ”チョコレートケーキと牛乳のアイスクリーム
1832年、16歳の料理人フランツ・ザッハーが、ウィーン帝国の政治家クレメンス・フォン・メッテルニヒの依頼で作った古典的なチョコレートケーキ。翌日にはウィーン中の話題になるほど好評を得て、「ザッハートルテ」はフランツ・ザッハーのスペシャリテとして広まりました。その後、ザッハーの次男エドゥアルトが開業した「ホテル・ザッハー」の名物菓子として提供されました。ハプスプルク家の皇帝にも愛された高貴な味わいをお楽しみください。
2Fサロン・ド・テ ロンド
ウィーン・モダン展 特別ケーキセット 1,400円(税別)
パッションフルーツとチョコレートのムースケーキ ヴァニラのマカロンを添えて
マクシミリアン・クルツヴァイル 《黄色いドレスの女性(画家の妻)》 のモチーフをイメージして。
鮮やかな黄色と女性が醸し出す優雅でフェミニンな雰囲気を表現した一皿です。
1F カフェ コキーユ
ウィーン・モダン展特別ドリンク 600円(税別)
オレンジヨーグルト
「美貌の皇后」と呼ばれたオーストリア=ハンガリー帝国の皇妃エリザベート。美を保つために毎日オレンジを食べていたことで有名。オレンジのビタミンCたっぷり、美肌によいヨーグルトドリンクをご用意しました。
B1F カフェテリア カレ
ウィーン・モダン展特別メニュー
ウィーン風牛肉と野菜のシチュー“グーラッシュ” バターライス添え 1,200円(税別)
ハンガリーを起源とし、オーストリアの土地に定着したパプリカ風味のビーフシチュー「グーラッシュ」。
たっぷりのお野菜とバターライスを添えて、ウィーンの家庭的な味をお楽しみください。