【作品紹介】オットー・ヴァーグナー《カール・ルエーガー市長のための椅子》

オットー・ヴァーグナー 《カール・ルエーガー市長のための椅子》 1904年 ローズウッド、真珠母貝による象嵌、アルミニウム、革 ウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz

本作品は、ウィーン市長カール・ルエーガーの60歳の誕生日を記念し、市庁舎にある市長の部屋のためにヴァーグナーがデザインしたものです。ローズウッドに真珠母貝を小さな円盤状にしたリベット状の象嵌が施され、直線的で洗練されたモダンなデザインでありつつも、どこか東洋的で温かみを感じさせます。ヴァーグナーは、同年に設計した代表作《ウィーン郵便貯金局》においても、建物だけでなく椅子や家具などの室内装飾もデザインしています。正方形や直線を基調とし、アルミニウムや合板といった新しい素材が用いられた家具は、まさにモダニズムを体現した作品といえるでしょう。

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【作家紹介】オットー・ヴァーグナー

オットー・ヴァーグナー(1841-1918) ウィーン近郊ペンツィング生まれ。ウィーン工科大学およびベルリンの王立建築アカデミー、ウィーンの美術アカデミーで建築を学びます。1863年には建築家として独立し、国際的な設計競

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