【作家紹介】グスタフ・クリムト

モーリツ・ネール 《猫を腕に抱くグスタフ・クリムト》(部分) 1911年頃 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz

 

グスタフ・クリムト(1862-1918)は、彫金師の父の下、ウィーン近郊のバウムガルテンに生まれます。1876年にウィーン工芸美術学校に入学。画家のハンス・マカルトの象徴的な歴史画の影響を受けました。
1883年には弟エルンストと画家フランツ・フォン・マッチュと共同で芸術的装飾の事業を立ち上げ、ブルク劇場やウィーン美術史美術館などの壁画装飾を担当しました。1897年にウィーン分離派を結成し、初代会長となります。
クリムトは、音楽や工芸、建築など多岐に渡る分野の芸術家と広い交流を持ちました。1905年の分離派脱退後も求心力は衰えず、とりわけシーレやココシュカといった後進の画家の画風形成に大きな役割を果たしました。

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