【オペラ】演出、キャストと充実の公演「リゴレット」 新国立劇場で6月3日まで チケット好評発売中

我が身に起きた悲劇を語るジルダ(ハスミック・トロシャン)と、悲嘆にくれるリゴレット(ロベルト・フロンターリ)の二重唱。聴く者の涙を誘います。(撮影:堀田力丸 提供:新国立劇場)

新国立劇場の新制作、『リゴレット』が好評です。

新国立劇場 2022/2023 シーズンオペラ
ジュゼッペ・ヴェルディ
リゴレット<新制作>
Rigoletto / Giuseppe Verdi
全 3 幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
※予定上演時間 2時間30分
会場:新国立劇場 オペラパレス(東京・初台、京王新線「初台」駅直結 新宿駅からひと駅目)
公演日程: 2023 年5 月18日(木)19:00/21日(日)14:00/25日(木)14:00/28 日(日)14:00/31日(水)14:00/
6月3 日(土)14:00
チケット料金:S:27,500 円 ・ A:22,000 円 ・ B:15,400 円 ・ C:8,800 円 ・ D:5,500 円・ Z:1,650 円
チケット発売中。新国立劇場WEBサイト:https://www.nntt.jac.go.jp/

イタリアの大作曲家、ヴェルディ(1813‐1901)の傑作『リゴレット』。宮廷に仕える道化のリゴレットとその愛娘、ジルダをめぐる悲劇です。『女心の歌』などの名曲でもおなじみです。

撮影:堀田力丸 提供:新国立劇場

印象的なのはなんと言ってもエミリオ・サージによる演出。赤や青のくっきりした色彩や象徴的な照明や装置で、宮廷の無慈悲な権力とリゴレットの孤独が明確に描かれます。シンプルで舞台転換も鮮やか。ストーリーに集中できます。衣装もシックです。

撮影:堀田力丸 提供:新国立劇場
撮影:堀田力丸 提供:新国立劇場
撮影:堀田力丸 提供:新国立劇場

キャストも充実。リゴレット(ロベルト・フロンターリ)、ジルダ(ハスミック・トロシャン)、マントヴァ公爵(イヴァン・アヨン・リヴァス)と、正確なテクニックに裏付けられた歌唱で、ヴェルディならではの「熱」を伝えて観客を魅了しています。指揮のマウリツィオ・ベニーニが何と言っても見事です。公演は残り3日。チケットは好評発売中です。オペラが初めての方でもじゅうぶん楽しめる分かりやすいストーリー。おすすめします。

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)