「六本木アートナイト2023」4年ぶりのオールナイト開催 テーマは「都市のいきもの図鑑」 5月27~28日に開催

東京・六本木を舞台にしたアートの祭典、「六本木アートナイト2023」が5月27(土)、28日(日)の2日間にわたって開催されます。コロナ禍による中止(2020年、2021年)もあり、オールナイト開催となるのは4年ぶり。約45組のアーティストにより約70のプログラムが展開されます。春の宵、六本木の街で気ままなアート散歩はいかがでしょう。

六本木アートナイト2023
日時:2023年5月27日(土)10:00~5月28日(日)18:00
(※コアタイム: 27日(土)18:00 ~ 28日(日)6:00)
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
公式YouTube チャンネル『RAN TV』:https://www.youtube.com/c/rantv_roppongiartnight
入場料/視聴料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 、港区、六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
公式HP:https://www.roppongiartnight.com/2023/
公式ツイッター:https://twitter.com/r_artnight
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/roppongi_art_night_official/

「六本木アートナイト」は2009年3月のスタート。生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催しています。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な体験をつくり出します。

今年のテーマは「都市のいきもの図鑑」

この数年間、私たちは “生きること”、そしてさまざまな生命の存在について深く考えてきました。持続可能な社会を考え、地球の環境全体へも意識を向けることになりました。こうした社会背景を踏まえ、「六本木アートナイト2023」では、東京という大都市にある六本木の街で、人間だけでなく、動物や昆虫、植物などさまざまな生きものがいかに命を育み、どのような生態系で共生しているのかを、アート作品やパフォーマンス作品を通して考えます。題して「都市のいきもの図鑑」。自然界の大いなる営みや循環という視点から、都市に生きる命を想像することで、意識していなかった多様な繋がりが見えてくることでしょう。

メインプログラム・アーティストは、栗林隆+Cinema Caravanと鴻池朋子

【六本木ヒルズアリーナ】栗林隆+Cinema Caravan Tanker Project イメージ
【国立新美術館】鴻池朋子「狼ベンチ|Wolf Bench」2022年  W1.9 x D0.8 x H1.1m  FRP、水性塗料|FRP, Water-based paint

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)