「カブキグラス」がG7首脳陣配偶者向けのプレゼントに 舞台や美術の鑑賞に重宝

5月21日に閉幕したG7広島サミットで、岸田首相の夫人、岸田裕子さんからG7首脳の配偶者に向けて、「カブキグラス」(制作:サンテプラス株式会社)が贈られました。外務省が発表した「G7広島サミットにおけるおもてなし」の中で公表されています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page4_005909.html

「カブキグラス」はハンズフリーで使える高性能の双眼鏡で、オートフォーカスでピントが合うのが特徴。演劇やバレエなどの鑑賞のほか、スポーツ観戦、美術鑑賞などで愛好者に使われています。レンタルを扱っているオペラハウスや劇場もあります。スポーツチームのスカウトや電力会社の点検などにも使用されているそうです。

開発にあたったサンテプラス社の坂田直明代表は「首脳の配偶者となれば、社交で劇場や美術館に足を運ぶことも多いだろう、ということで外務省には選んでいただいたと思います。日本の匠の技を海外に発信していただく機会にもなり、感謝しています」と話していました。「カブキグラス」の詳しい情報は公式サイト(https://www.kabukiglasses.com/)をご覧ください。

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)