【ぶらぶら美術・博物館】「大阪の日本画」 東京ステーションギャラリー 知られざる浪速の名画の秘密 BS日テレで5月24日夜放送

女性画家の先駆け、島成園の名作『祭りのよそおい』を鑑賞

【BS日テレ  ぶらぶら美術・博物館】
★第437回 史上初の大規模展!「大阪の日本画」
〜巨匠・腕利き・個性派ぞろい!知られざる浪速の名画〜
★5月24日(水)22時~22時54分 番組ホームページ

最初に東京駅周辺を歩きます。まずは、丸の内仲通りのオフィス街にあるパブリックアートを鑑賞。

三菱地所と彫刻の森芸術文化財団が街づくりの一環として行っている「丸の内ストリートギャラリー」。舟越桂さんや中谷ミチコさんなど、パブリックアートならではのユニークな彫刻作品を楽しみます。

そして、東京ステーションギャラリー「大阪の日本画展」へ。

近代大阪で活躍した50名以上の画家の作品が集結し、網羅的に紹介する史上初の大規模展です。妖艶な作風で「悪魔派」と呼ばれた北野恒富や、女性画家の先駆者で上村松園とも並び称された島成園。それらの巨匠作品をはじめ、個性的な人物画や賑やかな風俗画などが登場します。

大阪の日本画の代表的存在、北野恒富の『風』

しかし現在では、大阪の日本画はほとんど知られていません。一体なぜなのか…?そこには、大阪の画家とパトロンとの関係や、大阪の人の気質など様々な理由があったのです。

強い印象を残す中村貞以『失題』

「残された最後の研究領域」とも言われる大阪の日本画の世界を、ぜひご一緒にお楽しみください。

大阪の庶民の暮らしを描いた菅楯彦の作品

(美術展ナビ編集班)