【プレビュー】特別展「憧れの東洋陶磁―大阪市立東洋陶磁美術館の至宝」九州国立博物館で7月11日から

特別展「憧れの東洋陶磁―大阪市立東洋陶磁美術館の至宝」 |
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九州国立博物館 (福岡県太宰府市石坂4-7-2 ) |
会期:2023年7月11日(火)~9月3日(日) |
開館時間:9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)日曜・火曜~木曜 9時30分~20時00分(入館は19時30分まで)金曜・土曜【夜間開館】 *夜間開館の実施については変更になることがあります。 |
休館日:月曜 ただし7月17日と8月14日は開館し7月18日(火)は休館 |
観覧料金:一般:1700円(1500円)/高校・大学生:1300円(1100円)/小中学生:900円(700円) ※( )内は前売り料金(7月10日まで販売) ※美術展ナビチケットアプリでも販売中。美術展ナビチケットアプリでのチケットにはグッズショップの割引付。 |
詳しくは、同博物館の公式サイト https://www.kyuhaku.jp/
問い合わせは050-5542-8600(ハローダイヤル)へ |
世界有数のコレクションを誇る大阪市立東洋陶磁美術館の所蔵品から、国宝2件、重要文化財88件を含むえりすぐりの名品が九州に集結します。さらに九州国立博物館が所蔵する逸品などを加え、憧れの東洋陶磁の世界を堪能できます。
見どころ その① 日本伝世の「油滴天目の双璧」
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の国宝と九州国立博物館所蔵の重要文化財、ふたつの「油滴天目」がそろってお目見えします。


見どころ その② まぼろしの汝窯青磁を2点同時公開
青磁の最高峰とされる汝窯青磁は、制作期間が短く世界中で90点ほどしか残っていません。そのうち、日本に伝わる貴重な2点を一度に鑑賞できるまたとない機会です。

見どころ その③ 室町将軍家の御殿の床飾りを再現
海を越えて日本に伝来した中国・韓国の陶磁器は貴重な唐物(からもの)として大切に扱われました。時の天下人がどのように東洋陶磁を楽しんだのか、床飾りの再現を通して味わうことができます。

(読売新聞西部本社事業部)