【プレビュー】国宝10件「空海―史上最強、讃岐に舞い降りた不滅の巨人」香川県立ミュージアムで4月22日から

国宝「諸尊仏龕」中国・唐時代 8世紀 和歌山・金剛峯寺蔵 前期展示

弘法大師空海生誕1250年記念特別展「空海―史上最強、讃岐に舞い降りた不滅の巨人」
会場:香川県立ミュージアム(高松市玉藻町5番5号)
会期:2023年4月22日(土)~5月21日(日)
前期:4月22日~5月7日/後期:5月9日~5月21日
開館時間:午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日 ただし5月1日は開館
観覧料:一般1200円 高校生以下、65歳以上無料
※5月18日(木)「国際博物館の日」は観覧料無料
詳しくは、館の公式サイト

弘法大師「空海」をテーマに国宝10件、重要文化財15件をふくむ全60件が公開されるかつてない規模の特別展が香川県立ミュージアムで4月22日から5月21日まで開催されます。
讃岐国(香川県)多度郡の人、空海は、密教を日本にもたらし、日本の歴史や文化に大きな影響を与えました。本展では、空海その人のぬくもりを伝える名宝をはじめ、弘法大師信仰のなかで創出され継承されてきた御影や伝記、物語絵など、香川県内にある寺宝や文化財を中心に、華麗で多彩な密教美術の世界を紹介します。

国宝「金銅錫杖頭」中国・唐時代 8世紀 香川・善通寺蔵 後期展示
国宝「三十帖冊子」空海ほか筆 平安時代 9世紀 京都・仁和寺蔵 前期・後期で場面替え
重要文化財「両界曼荼羅図」鎌倉時代 13世紀 香川・極楽寺蔵 画像提供:東京国立博物館 Image: TNM Image Archives
重要文化財「不動明王立像」鎌倉時代 12世紀 香川・與田寺蔵

(読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班)