バレエで新制作『夏の夜の夢』『マクベス』を堪能 「シェイクスピア・ダブルビル」公演 新国立劇場でGWに

2022/2023 シーズン
新国立劇場バレエ団「シェイクスピア・ダブルビル」
夏の夜の夢<新制作>/マクベス<新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演>
Shakespeare Double Bill ‐The Dream / Macbeth
芸術監督 吉田 都
会場:新国立劇場 オペラパレス(東京・初台、京王新線 新宿駅より1駅、「初台」駅中央口直結)
公演日程
2023年4月29日(土・祝)14:00/4月30 日(日)14:00/5月2日(火)19:00/5月3日(水・祝)14:00/5月4日(木・祝)14:00/5月5日(金・祝)14:00/5月6日(土)14:00
*ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前です。開演後の入場は制限します。
チケット料金: S:13,200 円・A:11,000 円・ B:7,700 円・C: 4,400 円・D:3,300 円・Z:1,650 円
*Z 席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
※Z席は公演当日朝10:00から新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売。1人1枚。
予定上演時間:約2時間(休憩含む)
ウェブサイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/shakespeare-double-bill/
チケット
<ウェブでの予約・購入>
新国立劇場 Web ボックスオフィス http://pia.jp/nntt/
チケットぴあ http://pia.jp/t/ 【P コード:511-613】
イープラス http://eplus.jp/
ローソンチケット http://l-tike.com/ 【L コード:31854】
<電話での予約・購入>
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
チケットぴあ TEL:0570-02-9999

シェイクスピアの名高い戯曲をもとにした作品を、新制作の二本立てで上演します。アシュトンの英国の雰囲気漂う『夏の夜の夢』、そして国際的に目覚ましく活躍しているウィル・タケットが新国立劇場のために創る『マクベス』のダブルビル。伝統と革新の二作品をお楽しみください。

夏の夜の夢<新制作>

Photo by Satoshi Yasuda

振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
英国バレエの巨匠フレデリック・アシュトンによる、シェイクスピアの戯曲をもとにしたバレエ。まるで絵本の世界から飛び出したような森と妖精たちの世界が、細やかな足捌きで表現されるステップや英国らしい豊かなマイムによって華麗に描かれます。
妖精パックが引き起こす人間たちの騒動のようなコミカルなシーン、妖精の女王タイターニアと王オベロンによる美しいパ・ド・ドゥなども見どころです。
2022 年 1 月の「ニューイヤー・バレエ」で上演予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により公演中止となり、この度の上演になりました。

マクベス<新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演>

Photo by Satoshi Yasuda

振付:ウィル・タケット
音楽:ジェラルディン・ミュシャ
編曲:マーティン・イェーツ
オリヴィエ賞など数多くの賞を受賞し、世界的に活躍しているウィル・タケットを迎え、新国立劇場バレエ団から世界に発信するオリジナルバレエを上演します。
題材として選ばれたのはシェイクスピア劇の中でも予言、野心、疑念、陰謀、錯乱と極限へと追い込まれていく登場人物の心理を重厚に描いた『マクベス』。
スコットランドの作曲家、ジェラルディン・ミュシャによって作曲された同名作品にインスピレーションを得て、オペラや映画でも幾度となく題材として取り上げられてきたこの物語が、タケットの手で新たに生まれ変わります。
近年日本でも、バレエ、オペラ、ミュージカル、演劇といった舞台芸術を織り込んだ演出で好評を得たタケットが新国立劇場バレエ団とどのような舞台を創りだすか、どうぞご期待ください。

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)