新番組「謎解き!ヒミツの至宝さん」 超高精細3Dを駆使、至宝の隅々まで鑑賞 MCは Perfume まずは「洛中洛外図」と「油滴天目」! 4月14日、29日に放送

国宝「油滴天目茶碗」を隅々までじっくり鑑賞

【番組名】謎解き!ヒミツの至宝さん
【放送日時】BS4K、BSプレミアム
第1回 「洛中洛外図屏風 舟木本」 4月14日(金)21:30~22:15
第2回 「国宝 油滴天目茶碗」   4月29日(土)10:40~11:25
【案内人】第1回:八嶋智人  第2回:廣瀬智美
【番組情報】(https://www.nhk.jp/p/ts/M6X5Y5WW6Y/

3DCGで「至宝」を360度から鑑賞

博物館や美術館のガラスケースに佇む、国宝や重要文化財などの至宝。手にとって裏側や細部までじっくり眺めたい–。そんな願いに応えようと、「謎解き!ヒミツの至宝さん」では、博物館や美術館の特別許可を得て、“至宝”を超高解像度カメラで撮影、最新のデジタルテクノロジーを使って、本物と瓜二つの高精細3DCGを制作しました。
これを8Kの巨大スクリーンに投影させると、360度どこからでも、どこまでも自在に無限に操れる“夢の鑑賞体験”が実現できます。

洛中洛外図屏風をじっくりと観察

Perfumeと謎解きにも挑む!

さらに番組では、至宝に刻まれる「細密な描写」、制作者の「痕跡」などを手がかりに、未だ解明されない美術史や歴史上の謎解きにも挑みます。
案内人に導かれながら、究極の美術鑑賞と謎解きを体験するのは Perfumeの3人。至宝が語りかける“真の姿”に迫る“新感覚の謎解き番組”です。

若冲の作品も登場予定

今回紹介する至宝は、第1回が、戦国時代の京都の景観を描き、当時の庶民の暮らしぶりや徳川家康の政治手腕までが読み解ける「洛中洛外図屏風 舟木本」。 そして第2回が、12~13 世紀に中国で作られ、日本では戦国武将たちに愛された“奇跡の茶碗” 「国宝 油滴天目茶碗」です。
この番組では今後も、BS4K、BS プレミアム、そして BS8K の不定期シリーズとして、日本や世界のさまざまな至宝を紹介していきます。
色鮮やかでリアルな動植物の絵を数々残している江戸時代の天才絵師・伊藤若冲の作品も登場予定です。

<Perfumeのメンバーからコメント>

【あ~ちゃん】
未来の美術館に行ったみたいで、めちゃくちゃ楽しかったです。国宝をこれほどじっくり見たことはありませんでした。CG で近づいていくと、たくさんの物語を感じられて、すごく興味がわきました。
【かしゆか】
そこに行き着くまでの背景や歴史、文化等、今と変わらない人の気持ちで歴史が動いていく様を分かりやすく楽しく知れて、とても面白かったです!興味をもつ入り口になる話ばかりでした!
【のっち】
至宝をじっくり鑑賞するのは初体験で、全てが驚きでした。CG でいろいろな角度から見ていくと、美しさはもちろんですが、歴史の細かい部分や、今に至るストーリーも発見でき、印象が変わりました。

(美術展ナビ編集班)