【動画プラス】「駿府に帰ってきた気持ちになった」今川氏真役の溝端淳平さんが静岡まつりで静岡市内を巡る

駿府城公園など静岡市内で行われる「第67回静岡まつり~駿府大御所時代絵巻~」のメイン行事で、約400名の大名が駿府城下を練り歩く「大御所花見行列」が4月1日行われ、NHKの大河ドラマ「どうする家康」で今川氏真を熱演する溝端淳平さんが参加しました。
行列を終えた溝端さんは、静岡浅間神社の境内にある「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」を訪れ、地元の高校から寄せ書きなどを贈られ、その後、報道陣に静岡を訪れた感想などを教えてくれました。(動画の後のやり取りも2ページ目に掲載)

静岡まつりは桜満開の駿府城公園などで開かれました

1月に駿府城の前にオープンした静岡市歴史博物館は日本初の今川氏の常設コーナーがあります。報道内覧会ではサラッと見ただけでしたが、今回再訪してじっくり拝見したところ、溝端さんが話したように、氏真が背負ったものの大きさやそこから解放された後の歴史を知ることができました。

【溝端さんの報道陣とのやりとり】

質問)大御所花見行列いかがだったでしょうか?

本当に天気に恵まれて気候もちょうどいい感じですし、本当に桜が満開できれいで、駿府に帰ってきた気持ちになった。
静岡の方々が温かく出迎えてくださって「氏真さま お帰りなさい」とか 「12話、ちょうど先週放送だったので見ましたよ」とか皆さんの優しさに出迎えられながら とてもいい時間でしたね。

質問)沿道からの声援に笑顔で時折立ちながら答えていたがどんなことを一番思った?

静岡の県民性でシャイな方が多いのかなとも思っていたので、人が多かった分、後ろの方もせっかく見に来てくれているので、ちょっとでも楽しんでもらえたらなと思って、立ち上がって手を振ったりとかしました。

僕も初めての大河ドラマで今川氏真というとてもやりがいのある役をやらせていただいて、これだけ静岡の方が温かく見守ってくださるので、僕も恩返しというか感謝の気持ちを込めてというのをずっと心がけていました。

質問)静岡にゆかりのある人物を演じて今静岡に来るというところをどのように思いますか?

これもちょうどご縁といいますか。「氏真」という自分がメインの回をやらせていただいたのはちょうど先週(3月26日)の放送だった。その6日後の4月1日に静岡まつりがあるというのもタイミング的にもご縁だと思うので非常にありがたいなという思いです。

質問)今日特に印象に残った風景は?

印象に残った風景、何だろう…。
70代、80代ぐらいの方が、わぁと喜びながら「氏真さん見てたよ 大河良かったよ」「さっきも再放送見たよ」と喜んでくれたり、5歳とか4歳くらいの子が「氏真さま」って手を振っている。
本当に幅広い方にこの今川家は愛されているだろうし、特に「どうする家康」は静岡に縁のある人たちが主軸になる大河ドラマを愛してくださっているんだなっていう、世代を超えた静岡県民の方の大河ドラマへの愛みたいなものはとても印象に残りました。

質問)義元公の死から9年(※家督の継承は桶狭間より前)氏真は頑張ったが長いと思うか 短いと思うか?

彼にとっては僕にとっては、氏真にとっては長かったとは思いますよ。普通の9年ではないので 壮絶なことが起きて、自分の身の丈に合わないというか。戦国時代の信長だったり武田信玄だったりという豪傑たちに囲まれて、まだまだ若い氏真が家臣にも恵まれず、どんどん自分の中で闇の中に入っていく。
その苦しみから考えるととてもとても長かった9年でしょうし、大河ドラマでいうと最後は志田未来さん演じる糸さんが「もう下りましょう もう充分ですよ」って言った言葉でやっと解放されるという意味では、果てしなく長い長い苦しい9年間だったと思います。

質問)今日は笑顔で手を振っているがどっちのモードの氏真だった?

それはもう先週、家康とも決着がつき、これからは妻を一生愛し続けるって決めた氏真なので、そういう気持ちでやらせていただきました。

※動画内のやりとりはここまで。ここからは、ネタバレの可能性もあるので、次ページに掲載します。