【プレビュー】「スイス プチ・パレ美術館展 ルノワール、ユトリロから藤田嗣治まで」北九州市立美術館で4月22日から

オーギュスト・ルノワール《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》1913年

「スイス プチ・パレ美術館展 ルノワール、ユトリロから藤田嗣治まで」
会場:北九州市立美術館 本館(北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21番1号)
会期:2023年4月22日(土)~6月18日(日)
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般1,500円/高大生1,000円/小中生 800円
美術展ナビチケットアプリでも購入可
※詳しくは館の公式サイト

1968年に実業家オスカー・ゲーズ氏(1905~1998年)のコレクションを公開することを目的に設立されたスイスのジュネーヴにあるプチ・パレ美術館は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス近代絵画を中心に豊富な美術作品を収蔵しています。ゲーズ氏が亡くなった1998年以降、美術館は休館となり、一般公開は行われていませんが、そのコレクションは世界各地の展覧会で出品協力の形で公開されてきました。
本展では、同館の名品が30年ぶりに来日。印象派、新印象派、ナビ派、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリなど、多彩なコレクションから38名の画家による油彩画63点を一堂に紹介します。

ギュスターヴ・カイユボット《子どものモーリス・ユゴーの肖像》1885年
アシール・ロージェ《花瓶の花束》1894年
モーリス・ドニ《休暇中の宿題》1906年
ラウル・デュフィ《マルセイユの市場》1903年
ジャン・メッツァンジェ《スフィンクス》1920年
モーリス・ユトリロ《ノートル=ダム》1917年
テオフィル=アレクサンドル・スタンラン《猫と一緒の母と子》1885年
モイズ・キスリング《赤毛の女》1929年

 

※画像は全てASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE(読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班)