【オペラ】新国立劇場「リゴレット」 ヴェルディ屈指の人気作を豪華キャストの新制作で 5月18日開幕 チケット好評発売中

新国立劇場 2022/2023 シーズンオペラ ジュゼッペ・ヴェルディ リゴレット<新制作> Rigoletto / Giuseppe Verdi 全 3 幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉 ※予定上演時間 2時間30分 |
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会場:新国立劇場 オペラパレス(東京・初台、京王新線「初台」駅直結 新宿駅からひと駅目) |
公演日程: 2023 年5 月18日(木)19:00/21日(日)14:00/25日(木)14:00/28 日(日)14:00/31日(水)14:00/ 6月3 日(土)14:00 |
チケット料金:S:27,500 円 ・ A:22,000 円 ・ B:15,400 円 ・ C:8,800 円 ・ D:5,500 円・ Z:1,650 円 |
チケット発売中。新国立劇場WEBサイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ |
名アリア満載、心を揺さぶる悲劇
ヴェルディのオペラの中でも1位、2位の人気を争う傑作『リゴレット』です。富と権力にものを言わせ女から女へと遊び歩くマントヴァ公爵、公爵に媚びを売る一方で娘を真摯に愛する父でもある道化師リゴレット、その娘で純粋一途なジルダを軸に、愛、呪い、復讐の悲劇が繰り広げられます。オペラファンでなくてもつい口をついて出てしまう有名曲「女心の歌」をはじめ、「慕わしき人の名は」「悪魔め、鬼め!」など数々の名アリアも満載。ヴェルディならではの力強く情熱的な旋律が、清らかな純愛と娘を弄ばれた父の悲劇を劇的に描き、観る者の心を揺さぶります。ドラマティックなストーリーと音楽で、オペラ初心者にもおすすめです。

スター歌手が勢揃い
キャストもスターがずらり。注目のリゴレット役には、オペラ界で最も重要なバリトン歌手で、日本でも大人気のスター、ロベルト・フロンターリが登場。
悲劇のヒロインのジルダには、2019 年に『ドン・パスクワーレ』ノリーナに急遽出演し、日本のオペラファンを魅了した新世代のコロラトゥーラ・ソプラノ、ハスミック・トロシャンがカムバック。
遊び人マントヴァ公爵には、軽やかな声でヨーロッパの主要劇場を席巻するライジングスター、イヴァン・アヨン・リヴァスが新国立劇場デビューを飾ります。

指揮はイタリア・オペラ界の重鎮マウリツィオ・ベニーニ。聞き逃せない、見逃せない顔ぶれです。
演出も注目
エミリオ・サージ演出のプロダクションはビルバオ・オペラとリスボン・サン・カルロス歌劇場の共同制作で初演後、バレンシアのソフィア王妃芸術宮殿でも上演され、現代的な視点で作品の演劇性と登場人物の孤独とにクローズアップし、大成功を収めました。こちらも注目です。

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)