「マティス展」(東京都美術館で4月27日から)の会場で最高傑作「ロザリオ礼拝堂」の高精細映像が上映

ロザリオ礼拝堂 堂内ⒸNHK

日本では約20年ぶりとなるアンリ・マティス(1869ー1954年)の大規模な回顧展が4月27日から8月20日まで東京都美術館で開かれます。「”フォーヴィスム”の夜明け」と称される初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が日本で初公開されるなど、世界最大のマティスコレクションを誇るパリのポンピドゥー・センターの全面的協力を得て、20世紀を代表するフランスの巨匠の名品約150点が紹介されます。

※詳しい展示構成は下のプレビュー記事をご覧ください。

ロザリオ礼拝堂 外観 ⒸNHK

また、最晩年の集大成として手がけた最高傑作のひとつとも言われる南仏・ヴァンスのロザリオ礼拝堂の色と光にあふれた空間を、4K高精細映像で撮り下ろし、一日の光の移ろいが、会場の約5メートルの巨大スクリーンに上映されることが発表されました。

ロザリオ礼拝堂 堂内 ⒸNHK
ロザリオ礼拝堂 堂内 ⒸNHK
ロザリオ礼拝堂 堂内 ⒸNHK

3月31日から4月12日まで数量限定で一般券よりも一人あたり400円の割引となる【早早割】平日限定ペア券(3600円)も発売されます。

マティス展
会場:東京都美術館(東京・上野公園)
会期:2023年4月27日(木)~8月20日(日)
休室日:月曜日、7月18日(火)※ただし、5月1日、7月17日、8月14日は開室
観覧料:一般2,200円/大学生・専門学校生1,300円/65歳以上1,500円/高校生以下無料
※日時指定予約制
開室時間:9:30~17:30、金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで
アクセス:JR上野駅公園口から徒歩7分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅から徒歩10分、京成電鉄京成上野駅から徒歩10分
詳しくは公式サイト(https://matisse2023.exhibit.jp/
問い合わせは050-5541-8600(ハローダイヤル)

(読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班)