【プレビュー】「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」大阪中之島美術館で4月15日から

「これはデザイン?」「こっちはアート?」
そうした問いかけと答えをひとつひとつの作品を前に体験する展覧会「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」が大阪中之島美術館で4月15日から6月18日まで開催されます。
大阪中之島美術館が活動の両輪とするアートとデザインを並行的に展示。1950年代から2010年代まで、総勢70名を超える多彩なデザイナーやアーティストの成果を追いながら、 デザインとアートの境界、そして「重なりしろ」を考えます。
開館1周年記念展 デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン |
---|
会場:大阪中之島美術館 |
会期:2023年4月15日(土)~6月18日(日) |
休館日:月曜日(ただし5月1日は開館) |
開場時間:10時~17時(入場は16時30分まで) |
観覧料:一般 1,600円、高大生 1,000円、中学生以下無料 |
詳しくは(https://nakka-art.jp/exhibition-post/design-art2023/)へ。 |
戦後しばらく一般には馴染みのなかった「デザイン」という言葉は、今やその領域を大きく広げ、身近なものとなりました。一方で、「美術」から「アート」へとの言葉の変化とともに、従来の「アート」の意味や世界を超えた表現が展開され続けています 。


本展で展示されるのは、デザインが話題となった携帯電話や家具など、多彩なジャンルのアート作品。デザインとアートを同じ空間で鑑賞したとき、個々で見ていたときとは異なる印象を抱くかもしれません。「デザインとアートの境界」について、正面から問う展覧会です。
出品作家(抜粋 五十音順)
会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温、草間彌生、倉俣史朗、剣持勇、佐藤可士和、田中一光、永井一正、藪内佐斗司、奈良美智、名和晃平、早川良雄、 日比野克彦、三宅一生、宮島達男、村上隆、元永定正、森村泰昌、柳宗理、ヤノベケンジ、横尾忠則 ほか







(読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班)