【開幕】親鸞聖人生誕850年 特別展「親鸞ー生涯と名宝」 国宝11件、重文75件と充実の展示 京都国立博物館で5月21日まで

京都国立博物館で始まった親鸞聖人生誕850年特別展「親鸞ー生涯と名宝」。開幕前日に開かれた内覧会で取材しました。
浄土真宗の開祖、親鸞(1173~1263)。節目の年に過去最大の親鸞展です。出展181件のうち国宝11件、重要文化財75件。今もその教えで多くの人を惹きつける親鸞。九十年の生涯を自筆の著作や手紙などを交えて振り返ります。
親鸞の主著『教行信証』は坂東本、西本願寺本、高田本が初めて集結。八十歳代のものと考えられる加筆・訂正も見られ、晩年まで弛まず求道を続けた親鸞の人柄をリアルに感じることができます。
流罪、子供との絶縁など波乱に富んだその歩みをたどります。生涯を描いた絵巻物『親鸞伝絵』に沿って見ていくので理解しやすいです。
特別展「親鸞ー生涯と名宝」は京都国立博物館で5月21日(日)まで。この混迷の時代だからこそ、その声にじっくり耳を傾けてみたいです。詳しくは下記↓のプレビュー記事をご覧ください。
親鸞聖人生誕850年 特別展「親鸞 生涯と名宝」 |
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会場:京都国立博物館 平成知新館 |
会期:2023年3月25日(土)~5月21日(日) |
休館日:月曜日 |
料金:一般当日1800円、大学生1200円、高校生700円 |
主催:京都国立博物館、朝日新聞社、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿 |
展覧会公式ホームページ: https://shinran850.jp/ |