新国立劇場の6月公演「白鳥の湖」 大好評のプロダクションが待望の再演 チケット一般発売3月25日から

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』撮影:鹿摩隆司

2022/2023 シーズン
新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』
Swan Lake
会場:新国立劇場 オペラパレス(東京・初台、京王新線 新宿駅より1駅、「初台」駅中央口直結)
公演日程
2023 年 6 月 10 日(土)14:00
2023 年 6 月 11 日(日)13:00/18:30
2023 年 6 月 13 日(火)13:30
2023 年 6 月 14 日(水)13:30
2023 年 6 月 15 日(木)13:30
2023 年 6 月 17 日(土)13:00/18:30
2023 年 6 月 18 日(日)14:00
*ロビー開場は開演 60 分前、客席開場は開演 45 分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
チケット料金: S:14,300 円・A:12,100 円・ B:8,800 円・C: 6,600 円・D:4,400 円・Z:1,650 円
*Z 席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
※Z 席は、公演当日朝 10:00 から、新国立劇場 Web ボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1 人 1 枚です。
予定上演時間:約 3 時間(休憩含む)
ウェブサイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/swanlake/
芸術監督:吉田 都、振付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ/ピーター・ライト、演出:ピーター・ライト、共同演出:ガリーナ・サムソワ、音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー、美術・衣裳:フィリップ・プロウズ、照明:ピーター・タイガン、指揮:ポール・マーフィー/冨田実里、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、出演:新国立劇場バレエ団
チケット
一般発売日:2023 年 3 月 25 日(土)10:00~
<ウェブでの予約・購入>
新国立劇場 Web ボックスオフィス http://pia.jp/nntt/
チケットぴあ http://pia.jp/t/ 【P コード:511-614】
イープラス http://eplus.jp/
ローソンチケット http://l-tike.com/ 【L コード:31603】
<電話での予約・購入>
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
チケットぴあ TEL:0570-02-9999

ドラマティックな展開で魅せる、古典の最高傑作

2021/2022 シーズンのオープニングで大好評を得たプロダクションが、待望の再演です。サー・ピーター・ライトによるプロダクションは、英国らしい演劇的要素が盛り込まれた重厚な作品。英国でも長年上演され愛され続けています。各キャラクターの人物造形も明確で、ドラマティックな展開が特徴です。クラシックバレエの王道の魅力に、ドラマ性が加わった『白鳥の湖』をどうぞお楽しみください。

クラシック・バレエ永遠の傑作、美術・衣装も注目

クラシック・バレエのアイコニックな作品として有名な『白鳥の湖』。王子と姫の恋、それを邪魔する悪役、そして情景を美しく表現するコール・ド・バレエというクラシック・バレエの基本要素が凝縮され、バレエ団としての真価が問われる作品です。

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』撮影:鹿摩隆司

白鳥のオデットと黒鳥のオディールの二役を一人のダンサーが踊るのも『白鳥の湖』の大きな特徴で、主役ダンサーの性格の違う二役を踊り分けるテクニックと表現力は注目です。各公演の配役は以下の通りです。

チャイコフスキーの叙情的な音楽がストーリーを盛り上げます。「情景」「四羽の白鳥の踊り」など誰もが一度は耳にしたであろう有名曲が目白押しです。

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』撮影:鹿摩隆司
新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』撮影:鹿摩隆司

そうしたクラシック・バレエの王道の魅力に加えて、ピーター・ライト版では演劇的な要素が加わり、まるでシェイクスピア劇のようなドラマティックさが際立ちます。フィリップ・プロウズによる重厚感のある美術・衣裳も、観客をその世界観へ誘います。

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)