ほぼ実寸「曜変天目ぬいぐるみ」販売再開へ! 静嘉堂@丸の内のミュージアムショップ

昨年10月に世田谷から丸の内へと移転オープンした静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)のコレクションで、最も有名なのが国宝「曜変天目(稲葉天目)」です。同時にオープンしたミュージアムショップでは、「国宝 曜変天目ぬいぐるみ」が大きな話題となりました。美術展ナビでは、このほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみを実際に購入して、その重さや作り込み具合をレポートしました。

しかし、すぐに品切れとなり、予約受注制になりました。さらに人気は高騰し、間もなく予約の受け付けも不可となりました。

その後、展覧会の内覧会を取材する際に、ミュージアムショップの方に「販売再開の予定は?」と一応質問するのですが、そのたびに「まだ未定です」と申し訳なさそうに謝られ、こちらも申し訳ない気持ちでした。

2023年3月21日(火・祝)12:00より販売再開

そして、3月15日、静嘉堂文庫美術館の公式ツイッターで、3月21日正午から静嘉堂@丸の内のショップで販売を再開する旨が発表されました。

1日10個限定で5800円

1日10個限定で、値段は販売当初と変わらず5800円です。数量限定ながらも定期的に入荷されるとのことです。

現在、静嘉堂@丸の内では「お雛さま」展が3月26日まで。4月8日からは特別展「明治美術狂想曲」が開かれます。

曜変天目ぬいぐるみの使用を再開

美術展ナビ編集班では、当初、飴などを入れる容器として使っていましたが、売り切れ、予約不可となってから、レアなグッズを見せびらかしていると思われないように、ひっくり返してポムポムプリンの被り物にしていました。

美術展ナビ編集班以外にはきょうまで全く気づかれませんでした

飴などを入れる容れ物として活用していきます

ほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみ 5,800円

昨年、グッズ開封した際の写真を再掲します。

箱は紙製でシンプル
高台まで再現
光の反射も「再現」

「曜変天目ぬいぐるみ」を手に持った時の感覚は「軽い」でした。布なので軽いのは当たり前ですが、手にする瞬間まで「陶器」ではないかと錯覚させるほどのリアリティーゆえです。

 

(読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班)