週末いきたい!旅する気分を味わえる美術展・展覧会5選 佐伯祐三・東福寺展・東洋文庫展など

今週の「週末いきたい!」は旅する気分が味わえる全国の展覧会をピックアップ。東京駅にある東京ステーションギャラリーで4月2日まで開催されている「佐伯祐三 自画像としての風景」に行ってきました。東京駅の駅舎(重要文化財)のレンガ壁に展示された、パリの街角を描写した佐伯祐三(1898~1928年)の絵を見てうちに、100年前のパリやすっかり姿を変えた新宿の街並みへとタイムトリップができました。平日でも当日券には列が出来ていましたので、オンラインでの日時指定チケットをオススメします。
「佐伯祐三 自画像としての風景」東京SG
特別展「東福寺」東博
2メートルを超える巨大な仏手が撮影可で、SNSで早くも評判の東京国立博物館の東福寺展(5月7日まで)では、もう1か所のフォトスポットがあります。紅葉で有名な東福寺の通天橋の再現されており、秋の京都を旅している気分を味わえます。
「アートを楽しむ―見る、感じる、学ぶ」アーティゾン美
アーティゾン美術館(東京駅八重洲口側)の「アートを楽しむ―見る、感じる、学ぶ」展(5月14日まで)では、3つあるセクションのうち「風景画への旅」と「印象派の日常空間」で特に旅の気分を味わえました。
「知の大冒険-東洋文庫 名品の煌めき-」京都文博
4月9日まで京都文化博物館で開催されている特別展「知の大冒険-東洋文庫 名品の煌めき-」では、古地図などで知的な大冒険ができます。
特別陳列「お水取り」奈良博
奈良の春の風物詩「東大寺二月堂のお水取り(修二会)」について知ることができる恒例展示が奈良国立博物館で3月19日まで開かれています。
美術展ナビでは、旅する気分だけでなく、実際に遠くへ訪問したレポート記事もたくさんあります。こちらは、オランダのアムステルダム国立美術館で行われ、世界的に注目を集めている史上最大のフェルメール展のレポート記事です。グッズも実際に購入して開封!
こちらは、冬には流氷が漂着してマイナス20℃にもなる網走にある北海道立北方民族博物館を探訪した記事です。
美術展ナビでは、これからも、実際の旅行の計画に役立つ記事のほか、旅した気分を味わえる各地の展覧会情報を掲載していきますので、お楽しみに。
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)