【次回の日曜美術館】「太宰府天満宮 美の世界 千年の時の流れの中で」Eテレ 12日朝放送

【次回のEテレ・日曜美術館】

◇朝◇

「太宰府天満宮 美の世界 千年の時の流れの中で」
放送時間:3月12日(日) 午前9:00~9:45
番組ホームページ

菅原道真がまつられている太宰府天満宮(福岡県)は学問の神様として知られ、年間1000万人を超える参拝者が訪れます。1000年を越える歴史の中で時の権力者や文化人など多くの人たちを惹きつけてきました。

太宰府天満宮

太宰府天満宮に時代を越えて寄せられてきた人々の祈りの風景。それぞれの時代に奉納され、受け継がれてきた貴重な文物などを紹介します。そして境内に広がる豊かな自然と美しい四季の彩り、そこに育まれてきた命の営みを襖絵に描き出す画家の取り組みを見つめます。

三条実美奉納の螺鈿水杓 太宰府天満宮蔵
神戸智行「一瞬の永遠」 太宰府天満宮蔵

◇夜◇

「孤高の“まなざし”エゴン・シーレ」
放送時間:3月12日(日) 午後8:00~8:45
番組ホームページ

20世紀初頭、新しい芸術運動に沸いていたウィーンで、強烈な個性を放った画家エゴン・シーレがいました。クリムトに「才能があり過ぎる」と言わしめ、革新的な作品を生み出しましたが、過激さゆえに逮捕されるなど、時代に反逆しながら、自分自身、そして人間を見つめ続けました。自画像に描かれた“まなざし”は、いったい何を見つめ、何を問いかけているのでしょうか。森山未來が「エゴン・シーレ」展の会場を訪れ、人間の内面をむきだしにする傑作の数々と対峙します。(初回放送日: 2023年3月5日)

(読売新聞デジタルコンテンツ部)