週末いきたい!美術展・展覧会 開幕ラッシュ前に見ておきたい3月に閉幕する展覧会

3月に入り、寒さが少し和らぎ、歩いて美術館をハシゴするのが楽しい季節になってきました。1日に開幕した「ルーヴル美術館展 愛を描く」(国立新美術館)を見てから館の外に出ると、思いの外天気が良かったので、徒歩圏内の六本木ヒルズの森美術館で3年に一度の「六本木クロッシング 2022展:往来オーライ!」(3月26日まで)か、東京ミッドタウンのサントリー美術館の「木米」展(3月26日まで)か迷って、後期が始まった後者を見に行きました。

ミッドタウン内にはこんなオブジェも

3月はこれからも7日開幕の「東福寺展」(東京国立博物館)や17日からの「重要文化財の秘密」(東京国立近代美術館)、18日からの「憧憬の地 ブルターニュ」(国立西洋美術館)、25日からの「親鸞 生涯と名宝」(京都国立博物館)など注目展が続々始まります。その前に、見ておきたかった展覧会はないでしょうか?3月に閉幕する展覧会を紹介します。

5日閉幕

「時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの」 金沢21世紀美術館

「アリス -へんてこりん、へんてこりんな世界-」 あべのハルカス美術館

「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」 東京都庭園美術館

12日閉幕

「こけしの世界」横浜人形の家

「FACE展2023」SOMPO美術館

13日閉幕

「杉本博司―春日神霊の御生(みあれ) 御蓋山そして江之浦」春日大社国宝殿

14日閉幕

「展覧会 岡本太郎」愛知県美術館

19日閉幕

特別展「加耶」九州国立博物館

特集展示「新たに修理された文化財」奈良国立博物館

26日閉幕

「広重おじさん図譜」太田記念美術館

「お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ」静嘉堂@丸の内

31日閉幕

「仏具の世界 信仰と美のかたち」根津美術館


(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)