【次回のぶら美】「広重おじさん図譜」太田記念美術館 BS日テレで3月7日夜放送

【BS日テレ  ぶらぶら美術・博物館】
★第429回 表参道アート散策!浮世絵専門美術館「広重おじさん図譜」展
~名作続々!奥深き浮世絵ワールド~
★3月7日(火)20時~20時54分 番組ホームページ

東京でも指折りのファッションストリート、表参道で春のアート散策です。注目のアートスポットを2カ所巡ります。
まずは、表参道沿いにある「MoMA Design Store 表参道」へ。近現代美術を収蔵するMoMA(ニューヨーク近代美術館)にある人気のミュージアムショップ、その海外第1号店が表参道にあります。

MoMAのキュレーターがセレクトしたグッズと、MoMAがグッドデザインと評価し、パーマネントコレクションに選定した名品も買うことができます。まさに「見て買える美術館」とも言えるデザインショップです。

折りたたみのパイプ椅子の元祖、「プリア」や、日本の代表的名作椅子、「バタフライスツール」のほか、石油採掘業者が開発した画期的なワインオープナーなど、世界のグッドデザインを堪能します。

表参道から脇道を入った場所にある浮世絵専門の美術館、「太田記念美術館」へ。意外なことに当番組では初めての訪問です。約40年前に開業し、1万4000枚以上の浮世絵を収蔵。その質、量ともに日本有数といわれる専門の美術館で、浮世絵ファンの聖地とも言われています。
現在行われているのは、東海道五十三次で有名な歌川広重の展覧会、「広重おじさん図譜」展。


広重の風景画の中に必ずというほど描かれる、おじさん。そのおじさんに注目すると、風景画がまた違って見えてきたり、さらに新たな発見までもがあると言います。風景の中のおじさんは、写実的でリアルだったり、漫画風だったり、さらにイラストぽかったり。今まで気づかなかったバリエーションの豊富さにぶらぶらメンバーもびっくり。広重のイメージが変わること間違いなしです。


詩情あふれる風景に、表情豊かなおじさんたち、そしてリアルに描かれた江戸の風俗なども楽しめるお得な展覧会です。
さらに太田記念美術館では、毎日Twitterで浮世絵情報を発信しています。そのフォロワーが約19万人。そこで人気や話題となった「バズった浮世絵」を今回は特別に展示していただきました。

バズった理由も意外で面白い、面白浮世絵を4連発します!今回は、専門の美術館だからこそできる幅広く、深い浮世絵ワールドをたっぷりと堪能していただきます。

(美術展ナビ編集班)
「広重おじさん図譜」展の紹介記事は↓


「美術展ナビ」と太田記念美術館のコラボ企画「いろはde浮世絵」の記事は↓