【次回の日曜美術館】「孤高の“まなざし”エゴン・シーレ」Eテレ 5日朝放送

エゴン・シーレ「ほおずきの実のある自画像」1912年 レオポルド美術館蔵

【次回のEテレ・日曜美術館】

◇朝◇

「孤高の“まなざし”エゴン・シーレ」
放送時間:3月5日(日) 午前9:00~9:45
番組ホームページ

20世紀初頭、新しい芸術運動に沸いていたウィーンで、強烈な個性を放った画家エゴン・シーレがいました。クリムトに「才能があり過ぎる」と言わしめ、革新的な作品を生み出しましたが、過激さゆえに逮捕されるなど、時代に反逆しながら、自分自身、そして人間を見つめ続けました。自画像に描かれた“まなざし”は、いったい何を見つめ、何を問いかけているのでしょうか。森山未來が「エゴン・シーレ」展の会場を訪れ、人間の内面をむきだしにする傑作の数々と対峙します。

エゴン・シーレ「自分を見つめる人Ⅱ(死と男)」1911年 レオポルド美術館蔵

◇夜◇

「ルーブル美術館 美の殿堂の500年 “太陽王”が夢見た芸術の国」
放送時間:3月5日(日) 午後8:00~8:45
番組ホームページ

前週に続き、ルーブル美術館がテーマ。収蔵数68万を誇るパリのルーブル美術館には人類のあらゆる美の記憶が刻まれています。今回は17~18世紀に注目します。太陽王ルイ14世のもとで、フランスは世界に冠たる芸術大国へと成長しました。芸術が王権の象徴だった時代、アポロンの間など荘厳な美の結晶が花開きました。太陽王が亡くなると、今度は恋愛や自由を謳歌するロココ芸術が現れます。世界最高の美術品を8Kで撮影しました。(初回放送日: 2021年11月21日

(読売新聞デジタルコンテンツ部)