【開幕】「世田谷美術館コレクション選 わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち」4月9日まで世田谷美術館で

世田谷美術館コレクション選 わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち
会場:世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)
会期:2023年2月18日(土)~4月9日(日)
休館日:月曜日
開館時間:10時~18時(最終入場時間は17時30分)
入館料:一般500円、65歳以上・大高生400円、中小生300円、未就学児無料
※障害者の方は300円。ただし小中高大生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。
詳しくは、同館公式サイト展覧会ページ

「世田谷美術館コレクション選 わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち」が、2月18日(土)に同美術館で開幕します。前日のプレス内覧会にうかがいました。

プロローグとして、小学生たちの作品が出迎えてくれます

展示室に向かう廊下では、世田谷区立塚戸小学校の5年生が制作した約150匹の動物たちがお出迎えしてくれます。それぞれの動物の近くにはQRコードがあり、スマートフォンで読み取ると、こどもたちの制作への思いを知ることができます。授業時間以外にも、放課後や休みを利用して完成された力作ぞろいです。

柳原義達のカラス像

展示室に入ると、砧公園を広々と見渡せる大きな窓のある部屋に目を惹かれました。緑豊かな背景に、柳原義達(1910-2004)のカラスの彫刻が溶け込みます。仲間を見つけたと思うのか、窓の外にある小高い丘に本物のカラスが降り立つこともあるそうです。

猫の展示風景

家の中でも飼える猫は、室内作業の多い芸術家にとって身近な存在で、多くの題材になっています。

展示には空想の動物なども

犬や牛などはもちろん、空想の動物も含めて100種類以上が一堂に集まっています。最後のコーナーでは、来場者が動物の作品を描いて壁に貼りだすことができますので、腕に覚えのある方はぜひチャレンジしてください。(美術展ナビ編集班・若水浩)

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