注目の10展覧会のミュージアムグッズをまとめて紹介!【2月開催】ヒグチユウコや大阪の日本画、エゴン・シーレなど

美術館や博物館は作品を鑑賞するだけでなく、個性あふれるミュージアムグッズを購入することも楽しみの一つです。2月に開催の展覧会のグッズを紹介した記事をまとめました。「お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ」(静嘉堂@丸の内)、「不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選」(泉屋博古館東京)などのグッズは、この記事内で紹介します。(すでに売り切れや展示会場の変更などで販売されていない場合もあります。)

1「マリー・ローランサンとモード」

4月9日(日)まで「マリー・ローランサンとモード」がBunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)で開催されています。ローランサンならではの幻想的なパステルカラーの世界観を堪能できるグッズが充実していました。

「お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ」(静嘉堂@丸の内)

3月26日(日)まで静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)で開催中の「お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ」では、岩崎家の雛人形、高さ約3メートルの「墨梅図屏風」、国宝「曜変天目(稲葉天目)」が共演。内覧会取材の後に、ミュージアムショップで購入したアイテムを紹介します。

マグネットセット(1400円/1200円)

岩崎家の雛人形のうち、内裏雛と三人官女がマグネットになっていました。ぷっくりとした質感で、可愛らしい! 気軽に飾って、お雛祭り気分を楽しめます。

マグネット 内裏雛セット1,400円/三人官女セット1,200円

お雛様クリアファイル(280円)

岩崎家の雛人形がA5クリアファイルに大集合! 表面で内裏雛と三人官女、五人囃子を、裏面で随身、仕丁を見ることができます。

小冊子 700円

「お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ」の開催にともない、制作された小冊子です。岩崎家の雛人形の見どころなどが解説されています。

3 「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」(森アーツセンターギャラリー)

「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」が森アーツセンターギャラリー(東京・六本木)で4月10日(月)まで開催されています。ヒグチユウコの世界観が、グッズ売り場にまで広がっていました。イチオシは、多彩な作品を堪能できるプレイングカードです。

4 「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」(東京都美術館)

「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が東京都美術館で4月9日(日)まで開催されています。グッズも味わい深いです。

5 「大阪の日本画」大阪中之島美術館

4月2日(日)まで大阪中之島美術館で開催されている「大阪の日本画」では、特に北野恒富のグッズが充実していました。(東京ステーションギャラリーには、4月15日(土)から6月11日(日)まで巡回。)

6「田村セツコ展」(弥生美術館)

弥生美術館で3月26日(日)まで開催中の「田村セツコ展」では、可愛さのエッセンスをギュッと詰め込んだグッズが揃っています。

7 「没後190年 木米」(サントリー美術館)

木米もくべい」が頭から離れなくなる人が続出? サントリー美術館で開催中の「没後190年 木米」に合わせて、同美術館のグッズに2点が加わりました。木米の金沢・春日山窯時代の「三彩鉢」(写真左)と、本展で木米作品と並んで展示されている野々村仁清の「色絵七宝文茶碗」(右)がモチーフのクリアファイルです。小さ目のサイズでチケットを入れるのにぴったりです。各380円。

8 「不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選」(泉屋博古館東京)

1月14日に泉屋博古館東京(六本木一丁目)で開幕した「不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選」では、世界屈指の住友コレクションの中国青銅器を展示。中国青銅器についてあらゆる角度でわかりやすく解説されているため、「青銅器の入門編」としてもおすすめです。開幕記事はこちら

ミュージアムショップで購入したオリジナルグッズを紹介!

合計4,020円!

虎鎛 フィギュア 1,000円

釣鐘の一種である《虎鎛こはく》がフィギュアになって登場。手のひらにのるサイズ感がかわいらしいです。

フィギュア 虎鎛 1,000円

虎卣 干菓子 800円

展示室で圧倒的な存在感を放っていた《虎卣こゆう》が干菓子に。緻密な文様までリアルに再現されています。

虎卣 干菓子 800円

ポストカード 各110円

緻密な文様を好きなだけじっくり見つめられるのが、ポストカードのうれしいところです。

左:戈卣 右:虎卣 各110円

饕餮 手ぬぐい 2,000円

中国青銅器に施された怪獣の顔面文様で、当時もっとも流行した文様のひとつである饕餮とうてつを堪能できる手ぬぐいです。

饕餮 てぬぐい 2,000円

文様の詳しい解説が付いているのもありがたいです。ちなみに、緑のほか、赤、黄、緑青のカラー展開があります。

9 「ゴッホ・アライブ」(名古屋・金山南ビル美術館棟)

大人気の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」の名古屋展が3月5日(日)まで名古屋市の金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で開催されています。3000点以上のゴッホ作品を壁や柱、床などに投影して、ゴッホの作品世界に入り込めます。ゴッホの作品をモチーフにしたグッズも充実。

10 「揃い踏み 細川の名刀たち 永青文庫の国宝登場」(東京・永青文庫)

1月14日に開幕した「揃い踏み 細川の名刀たち」では、古今伝授の太刀などの国宝や歌仙兼定などの名刀が並びます。ゲームでも人気の歌仙兼定は原寸大のポスターになるなど、グッズも充実しています。開幕記事はこちら

原寸ポスター 歌仙兼定(500円)

(読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班)