特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」が東京国立博物館で6月16日から 福岡、大阪にも巡回

この夏、考古学ファン注目の特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」の記者発表会が2月1日、会場となる東京国立博物館で開かれました。東博では1955年以来、約70年ぶり。その間も、消えた文明への浪漫と好奇心は失われず、日本を含む世界の考古学者が謎の解明に取り組んできました。その成果が披露されます。

記者発表会で強調された「みどころ」は3点。
1 マヤの「赤の女王(レイナ・ロハ)」が初来日

2 古代メキシコの至宝約140件が集結



3 世界遺産の魅力を体感できる展示空間

3000年に渡り、中米「メソアメリカ」の多様な自然に育まれた、多様な歴史と文化が紹介されます。本展を監修するゲストキュレーターには考古学者の杉山三郎アリゾナ州立大研究教授・岡山大特任教授が就任しました。

本展は、東京国立博物館では6月16日から9月3日までの開催。10月3日から12月10日までは九州国立博物館(福岡県)、2024年2月6日から5月6日までは国立国際美術館(大阪市)に巡回します。
特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」 |
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会場:東京国立博物館 平成館 |
会期:2023年6月16日(金)~9月3日(日) |
開館時間:午前9時30分~午後5時 |
休館日:月曜日、7月18日(火)※ただし、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館 |
観覧料 未定 |
アクセス:JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分 |
問い合わせは050-5541-8600(ハローダイヤル)へ |
詳しくは展覧会の公式サイト https://mexico2023.exhibit.jp/ ツイッターアカウント @mexico2023_24 |
福岡会場:九州国立博物館 |
会期:2023年10月3日(火)~12月10日(日) |
大阪会場:国立国際美術館 |
会期:2024年2月6日(火)~5月6日(月・祝) |
(読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班 岡本公樹)