【BOOKS】『レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才 完全ガイドブック』(朝日新聞出版)でひも解くシーレの28年 鑑賞の予習に最適な一冊

19世紀末ウィーンを代表する画家エゴン・シーレ(1890年~1918年)。30年ぶりの大規模回顧展となる「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ天才」が東京都美術館で1月26日(木)から開催されます。わずか28年の生涯で生み出した数々の作品は、見る者の心に否応なく迫るほど激烈。展示室で、作品と向き合うのを心待ちにしている方も多いことでしょう。本展の予習におすすめなのが『レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才 完全ガイドブック』(朝日新聞出版)です。

pp.16-17 ※許可を得て撮影
pp.20-21 ※許可を得て撮影

《母と子》《ほおずきの実のある自画像》など、エゴン・シーレ展で展示される作品をピックアップして、みどころを解説。シーレの心情やこだわり、構図、色彩など、会場で作品を鑑賞する際の視点を得ることできます。

pp.36-37 ※許可を得て撮影
pp.56-57 ※許可を得て撮影

また、シーレの画業を30点の作品でたどる「はじめてのエゴン・シーレ30」や、「天才」「性と恋人」「成功」などシーレの生涯を象徴するキーワードで画業を掘り下げる「キーワードで読み解くエゴン・シーレの28年」など、あらゆる角度でシーレについて予習できます。

本書の執筆を担当し、美術展ナビにも寄稿しているフリーライターの齋藤久嗣さんがコメントを寄せてくれました。

「エゴン・シーレ展の鑑賞に役立てていただくため、様々な角度からシーレの魅力についてまとめてみました。展覧会が終わっても”永久保存版”として活用していただけるよう、鑑賞に役立つヒントを様々な角度から盛り込みました。また、今回はじめてシーレの作品を鑑賞する方にも安心して手にとっていただけるよう、わかりやすさを徹底的に追求しています。ぜひ、楽しんで読んでいただけると嬉しいです!」(齋藤さん)

pp.68-69  19世紀末にヨーロッパに広がった世紀末芸術の解説も充実 ※許可を得て撮影

定価1,650円。購入は、書店や朝日新聞出版のサイトから各インターネット書店で。

(読売新聞美術展ナビ編集班)