【プレビュー】「安宅コレクション名品選101」泉屋博古館東京で3月18日から 国宝「飛青磁 花生」「油滴天目 茶碗」など大阪市立東洋陶磁美術館蔵の名品を東京で堪能

特別展「大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101」 |
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会場:泉屋博古館東京(東京都港区六本木1-5-1) |
会期:2023年3月18日(土)~5月21日(日) |
開館時間:11:00~18:00 ※金曜日は19:00まで開館 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日:月曜日 |
入館料:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料 |
アクセス:東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車 泉ガーデン1F出口より屋外エスカレーターで徒歩3分 |
詳しくは館の公式サイト:https://sen-oku.or.jp/tokyo/ 問い合わせはハローダイヤル050-5541-8600へ |
世界有数の東洋陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館。国宝《飛青磁 花生》や《油滴天目 茶碗》、加賀前田家伝来の重要文化財《木葉天目 茶碗》など、中核をなすのが、安宅産業株式会社の会長であった安宅英一氏(1901~1994年)が収集した「安宅コレクション」です。


従来の伝統的な価値観や枠組みにとらわれることなく、芸術家的な眼をもった安宅英一氏は、昭和26年(1951年)から本格的な東洋陶磁の収集を開始し、経営が行き詰まる昭和51年(1976年)まで続きました。
その後、散逸の危機に直面した「安宅コレクション」を大阪市に寄贈し、美術館建設に寄与したのが、大阪を基盤とする住友グループでした。住友コレクションを展示する泉屋博古館東京において、住友とゆかりのある安宅コレクションから国宝2件、重文11件を含む珠玉の東洋陶磁101件を紹介します。





住友コレクションとのコラボも
さらに、住友コレクションから、中国絵画の国宝《秋野牧牛図》や高麗仏画の重要文化財《水月観音像》(展示替えあり)も展示され、安宅コレクションと住友コレクションのコラボレーションを堪能することができます。
*画像はすべて、大阪市立東洋陶磁美術館蔵(住友グループ寄贈/安宅コレクション)写真:六田知弘
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)