「舞台『画狂人北斎』-2023-」 西岡徳馬さん主役、お栄は雛形あきこさん 北斎の故郷、墨田区で2月にプレビュー公演 ゆかりの小布施など全国13か所で公演

演出の宮本亞門さん(右)、北斎役の西岡徳馬さん(中)、お栄役の雛形あきこさん(左)(向嶋墨堤組合事務所で)

創作に執念を燃やす晩年の葛飾北斎を主役に、彼に魅了され、また振り回される人々との人間模様を江戸時代と現代を行き来しつつ描く「舞台『画狂人北斎』-2023-」の公演が2月、東京・墨田区でスタートするのを前に、1月12日、墨田区内で製作発表記者会見が行われました。

「舞台『画狂人北斎』-2023-」ポスター

宮本亞門さんが演出を手掛ける『画狂人北斎』は、2017年に発表された同名の朗読劇を舞台化したもので、これまでも度々上演されてきました。今回は西岡德馬さんが北斎、娘のお栄を雛形あきこさんが演じます。2人の親子関係を軸に、北斎と深くかかわった高井鴻山、柳亭種彦が絡みます。また現代において、北斎に影響を受けたオリジナルキャラクターも登場し、江戸時代と現代を行き来しつつ、「生きる」「描く」にこだわり続けた北斎の魅力を伝えます。

主要キャストが揃った制作発表記者会見

記者会見で宮本さんは「高齢になってもスタイルを変え、名前も変え、創作にエネルギーを注ぎ続けた北斎。その凄味をぜひ感じてほしい」と熱く語りました。主役の西岡さんも「芝居を始めて55年の節目でもあり、その集大成にしたい。北斎のように暴走老人、爆発老人になります」と意気込みを見せました。また雛形さんは「お栄は魅力ある人物。北斎とは異質な2人だったのではないか。親子でもあり、師弟でもある不思議な関係を演じたい」と話していました。公演は2月2日(木)の東京墨田区のプレビュー公演を皮切りに、3月26日(日)の東京凱旋公演(紀伊国屋ホール)まで、全国13か所、25回が予定されています。

<公演概要>
公演名:舞台『画狂人北斎』-2023-
演出:宮本亞門
脚本:池谷雅夫
出演:葛飾北斎:西岡德馬
お栄:雛形あきこ
高井鴻山/柳川時太郎:馬場良馬
峰岸凛汰:谷佳樹
長谷川南斗:津村知与支
柳亭種彦:水谷あつし
公演日程
<東京墨田区・プレビュー公演>
曳舟文化センター 2月2日(木)~3日(金)

<札幌公演>カナモトホール(札幌市民ホール):2月8日(水)
<京都公演>ロームシアター京都サウスホール:2月12日(日)
<広島公演>JMSアステールプラザ 中ホール:2月15日(水)
<石川・金沢公演>北國新聞赤羽ホール:2月22日(水)~2月23日(木・祝)
<大阪・枚方公演>枚方市総合文化芸術センター 小ホール:2月25日(土)
<大阪・池田公演>池田市民文化会館(アゼリアホール):2月28日(火)
<大阪・吹田公演>吹田市文化会館(メイシアター):3月2日(木)
<鹿児島公演>霧島市民会館:3月5日(日)
<福岡公演>ももちパレス(福岡県立ももち文化センター):3月7日(火)
<秋田公演>あきた芸術劇場ミルハス:3月11日(土)
<長野・小布施公演>小布施町北斎ホール:3月18日(土)~19日(日)

<東京凱旋公演>
紀伊國屋ホール:3月22日(水)~26日(日)

詳しくは公式ホームページ(https://no-4.biz/hokusai2023/
(美術展ナビ編集班 岡部匡志)