週末いきたい 1月前半に閉幕の展覧会・美術展 鉄道と美術の150年、具体、体感型ゴッホ、等伯の松林図など

あけましておめでとうございます。2023年も美術展ナビをよろしくお願いいたします。今年、最初の「週末いきたい」は、新年早々、焦らせないでとの声もあるかもしれませんが、1月前半に閉幕する展覧会です。

「鉄道と美術の150年」東京ステーションギャラリー 9日(月・祝)まで

記者は、複数の方に「とても面白かった」とオススメをされていながら、気づいたら残り1週間を切っていた東京ステーションギャラリーの「鉄道と美術の150年」を、年の初めに行きました。
「日本初の鉄道が新橋―横浜間に開業したのは明治5(1872)年のことですが、奇しくも「美術」という語が、それまでの「書画」に代わって初めて使われたのも同じ年のことでした。」「東京ステーションギャラリー渾身の展覧会」とチラシなどでうたわれているとおり、150年前に生まれた「鉄道」と「美術」が時に離れ、時に交差していく展示内容は圧倒的でした。鉄道ファンのみならず、近現代の美術や歴史に興味がある人にとって、とても見応えのある展覧会です。1月9日(月・祝)まで。当日でもオンラインで購入できる日時指定制(空きがある場合は当日券販売も)。

「GUTAI 分化と統合」大阪中之島美術館・国立国際美術館 9日まで

関西圏の戦後のアートを知りたい方にとっては見逃せない「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」(具体展)が大阪中之島美術館と国立国際美術館で9日(月・祝)まで。こちらも2館が力を合わせた渾身の展覧会です。

「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」 大阪中之島美術館 9日まで

大阪中之島美術館を訪れたら、こちらの展覧会も要チェックです。

特集 戦後初のコレクション 国宝「松林図屛風」 東京国立博物館総合文化展 15日(日)まで

トーハクの人気の国宝、長谷川等伯の松林図屛風は1月2日から15日まで2週間の展示です。

「藤野一友と岡上淑子」福岡市美術館 9日まで

九州の現代アートファンには見逃せない展覧会です。戦後シュルレアリスムの男女作家の共通点と違いを確かめられる「藤野一友と岡上淑子」は福岡市美術館で1月9日までの開催です。

「ティラノサウルス展」 福岡市科学館 9日まで

福岡では「ティラノサウルス展~T.rex 驚異の肉食恐竜~」も9日まで。福岡市科学館(福岡市中央区六本松)にて開催中。

「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」展 角川武蔵野ミュージアム 9日まで

人気で会期が延長された話題のイマーシブなデジタル展覧会「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」は角川武蔵野ミュージアム(埼玉・所沢)で1月9日までとなりました。

「美をつむぐ源氏物語―めぐり逢ひける えには深しな―」東京都美術館 6日(金)まで

「芭蕉と蕪村と若冲」嵯峨嵐山文華館、福田美術館(京都) 9日まで

「ピカソ 青の時代を超えて」 ポーラ美術館(箱根) 15日まで

「おいしいボタニカル・アートー食を彩る植物のものがたり」SOMPO美術館 15日まで

「沖 潤子 さらけでるもの」 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 9日まで

開館25周年記念 全館コレクション展「これらの時間についての夢」 宇都宮美術館 15日まで

「ビーズ ―つなぐ かざる みせる」渋谷区立松濤美術館 15日まで

「夢美セレクション展」 八王子市夢美術館 15日まで

「江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-」 千葉県立美術館  15日まで

「大倉コレクション-信仰の美-」大倉集古館(東京・虎ノ門) 9日まで

誕生45周年記念「ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」 石ノ森萬画館(宮城県石巻市) 9日まで

「みる誕生 鴻池朋子展」 静岡県立美術館 9日まで

「イスラエル博物館所蔵 ピカソーひらめきの原点―」 長崎県美術館 9日まで

「三浦太郎展 絵本とタブロー」 板橋区立美術館 9日まで


(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)