2022年に開館・リニューアルした全国10の美術館・博物館 大阪中之島美術館、静嘉堂、西美、対馬博物館など

2022年は大阪中之島美術館の開館、静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)の移転オープン、国立西洋美術館や泉屋博古館東京のリニューアルオープンなど、全国で美術館や博物館の開館や再開館が相次ぎました。美術展ナビでは、そうした新しいミュージアムを記事や動画などでレポートしてきました。一年を振り返るとともに、2023年の来館スケジュールに組み入れてはいかがでしょうか。

大阪中之島美術館 2月

大阪に待望の新しい美術館「大阪中之島美術館」が大阪市の中之島に、2022年2月2日に誕生しました。こけら落としの「超コレクション展 99のものがたり」以降も、「モディリアーニ展」「展覧会 岡本太郎」「GUTAI展」など話題展が続きました。「#大阪中之島美術館」のハッシュタグで美術展ナビのたくさんの記事を読むことができます。2023年に開かれる展覧会もぜひチェックしてみてください。

泉屋博古館東京 3月

住友コレクションの泉屋博古館(京都)の別館でしたが、鑑賞空間を大幅に拡張・改善して「泉屋博古館東京」の名の独立した美術館として、東京・六本木に3月19日にリニューアルオープンしました。下の記事は1月に行われた関係者内覧会での動画です。入ると想像していたよりも広くて驚きました。また併設のカフェもとてもステキでした。「#泉屋博古館東京」でチェックしてみてください。

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) 10月

国宝「曜変天目(稲葉天目)」など、三菱の岩崎コレクションからなる静嘉堂文庫美術館の展示ギャラリー機能が、東京・世田谷から東京・丸の内の昭和初期の重要文化財である明治記念館に移転。新たな愛称「静嘉堂@丸の内」として10月1日にオープンしました。「#静嘉堂文庫美術館」で。

三井記念美術館 4月

偶然でしょうか、2022年は三菱、住友、そして三井の「旧財閥」系の美術館がそろって新しくなりました。三井記念美術館(東京・日本橋)は開館以来初めての大規模改修を実施して4月にリニューアルオープンしました。同美術館は昭和初期の建築で国重要文化財の三井本館にあります。展示室内もクラシックですが照明が暗かったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんな印象がある方はぜひまた訪れてみてください。LED化により屋内の雰囲気はそのままに、作品はとても見やすくなりました。特に例年お正月に公開している円山応挙の国宝「雪松図屏風」(2023年1月28日まで)を見ると、リニューアル前後の違いがはっきりするでしょう。「#三井記念美術館」で。

国立西洋美術館 4月

施設整備のため休館していた国立西洋美術館(上野公園)が4月9日にリニューアルオープンしました。ル・コルビュジエの設計を元に1959年に創建した当時の姿に近づけた前庭が完成しました。常設の公開がまず始まり、6月4日から特別展「自然と人のダイアローグ」が開催されました。また、2023年1月23日(月)から3月17日(金)まで、館内整備のため全館が休館します。気になる次の展覧会などは「#国立西洋美術館」で確認を。

藤田美術館 4月

国宝「曜変天目茶碗」(国宝指定された3碗のうちのひとつ)を保有する館として有名な藤田美術館(大阪市都島区)が4月にリニューアルオープンしました。リニューアルというよりも、全く新しい美術館と言えるほど、鑑賞体験が大幅にアップしています。いずみゆかさんのレポートです。

海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城 12月

「海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城」が12月12日に、大阪城内にオープンしました。日本のフィギュア文化の軌跡をたどることができるミュージアムです。もちろんミュージアムショップはとても充実しています。いずみゆかさんのレポートです。

対馬博物館 4月

国境の島・対馬(長崎県)に4月にオープンした対馬博物館。どんなミュージアムなのでしょうか? 藤村はるなさんが船で島へ渡りレポートしてくれました。

栃木市立美術館 11月

蔵のまち栃木市に、栃木市立美術館が11月3日にオープンしました。半年前の4月には、大正レトロな建物を活かした栃木市立文学館もオープンしています。栃木県在住の佐藤拓夫さんに両館をレポートしてもらいました。

軽井沢安東美術館 10月

藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886~1968)の作品だけを展示する日本で初めての個人美術館「軽井沢安東美術館」(長野県軽井沢町)が10月8日にオープンしました。


(読売新聞美術展ナビ編集班)