【プレビュー】「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」日本橋髙島屋S.C. 本館で3月1日から 北欧の名作椅子や食器300点以上が一堂に 現存する世界唯一の作品や北欧の暮らしの再現展示も 

ハンス J・ウェグナー《ピーコックチェア》 1947年デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga

ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展
会期:2023年3月1日(水)~3月21日(火・祝)
会場:日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール
開館時間:午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場)
※最終日3月21日(火・祝)は午後5時30分まで(午後6時閉場)
観覧料:一般1,000円、大高生800円、中学生以下無料
アクセス:東京メトロ 銀座線・東西線「日本橋駅」直結
詳しくは展覧会HPへ。
【巡回予定】
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場:2023年4月20日(水)~5月7日(日)
大阪髙島屋 7階グランドホール:2023年8月9日(水)~8月20日(日)

日本橋髙島屋開店90年記念「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」が日本橋髙島屋S.C 本館8階ホールで2023年3月1日(水)から3月21日(火・祝)まで開催されます。

椅子研究家の織田憲嗣のりつぐさんが収集した「織田コレクション」を5章構成で紹介。約8,000点に及ぶ織田コレクションのうち、選りすぐりの約300点を展示します。世界的にも名高い織田コレクションの全貌に迫る初の展覧会です。

北欧のデザイナー70名以上の作品が集結!

織田コレクションの中核となるのが、北欧デザイナーの作品です。本展では、総勢70名以上の北欧デザイナーが手がけた椅子などの家具やインテリアアクセサリー、食器などを一挙に展示。ハンス J・ウェグナー、タピオ・ヴィルカラをはじめとする10名の巨匠については特集して紹介します。

タピオ・ヴィルカラ《ボッレ》 1967年デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
ハンス J・ウェグナー《ピーコックチェア》 1947年デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
ビルゲル・カイピアイネン《プレート》 1960年代デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
イエンス・クイストゴー《トルン》 1960年代デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga

希少な作品が一堂に会す

本展では、世界で唯一現存するベント・ヴィンゲ《イージーチェア》、世界に2点しかないハンス J・ウェグナー《ザ・チェア プロトタイプ》なども展示されます。希少な作品を見られる絶好の機会です。

現存は世界で唯一 ベント・ヴィンゲ《イージーチェア》 1958-59年デザイン 撮影:大塚友記憲
世界に2点 ハンス J・ウェグナー《ザ・チェア プロトタイプ》 1949年デザイン 撮影:大塚友記憲
最初期の作品 アルヴァ・アアルト《カンチレヴァーチェア》 1931-32年デザイン 撮影:大塚友記憲

北欧の暮らしの再現展示も

北欧の建材メーカーの窓枠や床材でダイニングルーム、リビングルームを再現し、そこに織田コレクションの家具を展示。さらに、北欧の照明(現行商品)による演出や、実際に座れる北欧の名作椅子(現行商品)も加わります。北欧の部屋と演出を体感しながら、北欧の暮らしをイメージしてみてはいかがでしょう。

本編イメージカット  撮影:Maya Matsuura
コーア・クリント《デッキチェア》 1933年デザイン 撮影:大塚友記憲

また、日本橋髙島屋が開店(1933年)から90周年を迎えることを記念して、同じ1933年にデザインされたコーア・クリントの《デッキチェア》《サファリチェア》を会場入口の大理石の階段に展示します。さらに、同じく90周年を迎えるアルヴァ・アアルト《スツール60》(現行商品)をミニシアターに展示・設置。実際に座りながら映像を楽しめます。

充実の展示をとおして、北欧のデザインの魅力に触れられる本展。私たちの暮らしをより良くするためのヒントも見つかるかもしれません。ぜひお見逃しなく。

(読売新聞美術展ナビ編集班)