1月に始まる全国の美術展・展覧会を公式SNSとともに紹介

2023年の最初の1月には、「大阪の日本画」「佐伯祐三」「エゴン・シーレ」「展覧会 岡本太郎」(愛知展)など様々な美術展や展覧会が始まります。地方の館についてもまとめていますので、帰省の際などのご参考にしてください。公式SNSがあるものはSNSでの発信も紹介します。気になる展覧会があればチェックしてみてください。お正月の鑑賞スケジュールには12月開幕の展覧会のまとめ記事もご覧下さい。

【1日】新春特別公開 徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度 (九州国立博物館)

1月1日から開館する九州国立博物館のお正月といえば、初音の調度の特別公開(1月29日まで)です。徳川美術館(名古屋市)が所蔵する国宝「初音の調度」は、徳川3代将軍家光の長女千代姫が尾張徳川家に嫁ぐ際に制作された金銀や蒔絵の技術を尽くした豪華な婚礼調度です。「初音」は『源氏物語』に由来。気が早いですが、2024年の大河ドラマのテーマは源氏物語ですので、2023年から少しずつ予習をしていくのも良いですね。

【1日】面構(つらがまえ) 片岡球子展 たちむかう絵画 (そごう美術館)


片岡球子はどんな画家だった?漫画で紹介。

【2日】「博物館に初もうで」(東京国立博物館)

東京国立博物館(東京・上野)は、2023年も1月2日(月・休)より開館します。20年目となる恒例の正月企画「博物館に初もうで」(1月2日~1月29日)では、干支のウサギをテーマにした作品を特集するほか、例年、お正月に展示される長谷川等伯筆の国宝「松林図屛風」も1月2日から1月15日まで公開されます。

【2日】「卯づくしー干支を愛でる」(京都国立博物館)

京都国立博物館も、1月2日から開館します。名品ギャラリーでは干支のウサギをテーマに所蔵品や寄託品などを紹介します。1月29日まで。

【2日】開館記念展Ⅱ「初春を祝う―七福うさぎがやってくる!」(静嘉堂文庫美術館)

2022年10月に移転オープンした静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)の開館記念第2弾は、ウサギがテーマ。また、国宝の「曜変天目(稲葉天目)」は第1弾に引き続き展示されます。日時指定予約制。

【2日】生誕150年記念 板谷波山の陶芸 (茨城県陶芸美術館)

明治5年に茨城県で生まれた波山の生誕150年を記念する「板谷波山の陶芸」が茨城県陶芸美術館(笠間市)で1月2日から2月26日まで。泉屋博古館東京で開催された本展の記事もご参考にどうぞ。

【2日】竹久夢二展 佐賀で巡り合う大正浪漫の世界(佐賀県立美術館)

「竹久夢二展 佐賀で巡り合う大正浪漫の世界」が1月2日から2月12日まで佐賀県立美術館で開かれます。

【3日】アニメージュとジブリ展(松屋銀座)

1月3日から1月23日まで松屋銀座で。2021年4月に開幕してすぐに緊急事態宣言により途中閉幕した展覧会です。全日日時指定制。その後、全国巡回し、内容をバージョンアップして、松屋銀座で開催です。コラボカフェのメニューもとても工夫したものでしたので、ふたたびアイデアを出せる機会ができたのはうれしいですね。

2021年の会場取材動画

【3日】現代のやきもの 思考するかたち (菊池寛実記念 智美術館)

「現代のやきもの 思考するかたち 菊池コレクション展」は菊池寛実記念 智美術館(東京・虎ノ門)で1月3日~3月19日まで。やきものの形から作家の思考を読み解きます。

【3日】花鳥を愉しむ ―池上秀畝、松林桂月、花鳥画の名手たち (長野・水野美術館)

【4日】徳川文房博(徳川美術館)

徳川美術館(名古屋市)で1月4日から、江戸時代の大名たちが使った文房具に焦点をあてる「徳川文房博」が始まります。1月29日まで。また、常設(名品コレクション展示室)では、年間を通じて徳川家康にかかわるものが展示されます。

【4日】かねは雄弁に語りき 石川県立美術館の金属コレクション(石川県立美術館)

【5日】浮世絵と中国(太田記念美術館)

【6日】田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女(弥生美術館)

「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」が1月6日から3月26日まで弥生美術館で開催。

【6日】開館35周年記念展 所蔵企画 35アーティストvol.Ⅱ(愛知・メナード美術館)

【6日】夢二が描いた 心ときめく花と暮らし (竹久夢二美術館)

【7日】江戸絵画の華 第一部 若冲と江戸絵(出光美術館)

【7日】乱世を駆け抜けた名刀(静岡・佐野美術館)

国宝長篠一文字や徳川四天王本多忠勝の蜻蛉切など、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら名だたる武将ゆかりの名刀を展示する「乱世を駆け抜けた名刀―戦国の動乱から徳川の時代へ―」が1月7日~2月12日に佐野美術館(静岡県三島市)で開かれます。

【7日】BEAUTY―培広庵コレクション×池永康晟(大分市美術館)

「BEAUTY―培広庵コレクション×池永康晟」が1月7日から2月19日まで大分市美術館で。国内屈指の近代美人画コレクション「培広庵コレクション」から、鏑木清方、上村松園、竹久夢二、伊藤深水、北野恒富ら美人画黄金期の画家たちの作品約60点を展示。現代美人画の旗手で、地元大分県(津久見市)出身の池永康晟の代表作約20点を県下で初めて紹介。

【13日】没後200年亜欧堂田善(千葉市美術館)

【13日】開館記念企画展「徳川家康と駿府」(静岡市歴史博物館)

駿府城の東門のすぐそばに、静岡市歴史博物館が1月13日オープンします。開館記念企画展「徳川家康と駿府」が同日からスタート。日時指定予約あり。

【13日】生誕100年 柚木沙弥郎展(日本民藝館)

【14日】不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選(泉屋博古館東京)

世界屈指の呼び声高い住友コレクションの中国青銅器が一堂に会する「不変/普遍の造形美」は泉屋博古館東京で、1月14日から2月26日までの開催。

【14日】展覧会 岡本太郎(愛知県美術館)

大阪、東京に続き、愛知でも開催されます。「展覧会 岡本太郎」は1月14日から3月14日まで。

【14日】揃い踏み 細川の名刀たち 永青文庫の国宝登場 (永青文庫)

古今伝授の太刀、庖丁正宗、歌仙兼定などが並ぶ「揃い踏み 細川の名刀たち―永青文庫の国宝登場―」が永青文庫で1月14日から始まります。展示替えなし、5月7日まで。日時指定予約制です。

【14日】インド近代絵画の精華 (神戸市立博物館)

インドの近代美術を代表する画家、ナンダラル・ボース(1883-1966)とウペンドラ・マハラティ(1908-1981)の作品が紹介されます。1月14日~3月21日、神戸市立博物館で。

【14日】大乙嫁語り展 (秋田・横手市増田まんが美術館)

森薫さんの人気漫画「大乙嫁語り」展が1月14日から秋田・横手市増田まんが美術館で。昨今、中央アジアの国々の文化が注目される中で、再度、脚光を浴びている漫画です。京都展のレビューはこちら。

【14日】ハートカクテル40周年記念 わたせせいぞうの世界展 (茨城・しもだて美術館)

ハートカクテル40周年記念 わたせせいぞうの世界展がしもだて美術館(茨城県筑西市)で1月14日から3月12日まで。

【14日】生誕110周年 松本竣介 デッサン50(群馬・大川美術館)

「生誕110周年 松本竣介 デッサン50」が群馬県桐生市の大川美術館で1月14日から3月12日まで。

【14日】天体と時間の文化史(岩手・一関市博物館)

仙台藩、一関藩の資料を中心に江戸時代までの人々が天体と時間の知識をどのように学び、生活に取り入れていったかを紹介する展覧会「天体と時間の文化史」が1月14日から3月21日まで岩手県の一関市博物館で開かれます。

【14日】相馬博 悠久と星霜の彼方(武蔵野市立吉祥寺美術館)

「相馬博 悠久と星霜の彼方」が東京・武蔵野市立吉祥寺美術館で1月14日〜3月5日。

【14日】小牧源太郎 生きとし生けるもの(兵庫・伊丹市立ミュージアム)

【14日】追悼 白川義員写真展「天地創造」(愛媛県美術館)

【15日】初期伊万里・朝鮮陶磁 (戸栗美術館)

【17日】描かれた黒田如水・長政展 (福岡市博物館)

福岡市博物館で「描かれた黒田如水、長政」展が1月17日~3月19日まで開催されます。

【18日】Sit,Down.Sit DownPlease,Sphinx.;泉太郎 東京オペラシティアートギャラリー

【18日】よろこびの風〜養蚕機織図屏風と鍋島〜 (東京黎明アートルーム)

【18日】万葉コレクション展―大和の古寺と風景―(奈良県立万葉文化館)

奈良県立万葉文化館の館蔵品展「万葉コレクション展―大和の古寺と風景―」が1月18日〜3月12日に開催。

【20日】開館十周年記念特別展示『極楽鳥』(インターメディアテク)

日本郵便と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなうインターメディアテク(丸の内JPタワー内)の開館十周年記念特別展示『極楽鳥』が1月20日から5月7日まで。

【20日】ジブリパークとジブリ展(熊本県立美術館)

ジブリパークとジブリ展が1月20日から熊本県立美術館に巡回します。3月26日まで。その後、神戸、山口へ巡回。

【21日】大阪の日本画(大阪中之島美術館)

大阪中之島美術館の開館1周年を記念する特別展「大阪の日本画」が1月21日から4月2日まで開かれます。近代大阪の日本画が勢ぞろいするののの展覧会です。東京ステーションギャラリーに巡回。

【21日】佐伯祐三 自画像としての風景 (東京ステーションギャラリー)

2023年に生誕125年を迎える佐伯祐三(1898~1928)は、大阪、東京、パリ、3つの街で、画家としての短い生涯を燃焼した画家です。その足跡と作品を紹介する「佐伯祐三」展が東京ステーションギャラリーで1月21日から4月2日まで開かれます。その後、大阪中之島美術館に巡回。

【21日】トンコハウス・堤大介の「ONI展」 PLAY! MUSEUM

トンコハウス・堤大介の「ONI展」がPLAY! MUSEUM(東京・立川)で1月21日から始まります。ピクサー出身の堤大介とロバート・コンドウ率いるアメリカのアニメーションスタジオ「トンコハウス」。2022年10月、堤大介が監督を務める初の長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』がNetflixオリジナル作品として公開されて話題となっています。本展では、この『ONI』を空間演出で味わう新しいエンタテインメント体験を提供します。

【21日】文明開化のやきもの 印版手(大阪歴史博物館)

【21日】アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.2 『Echo こだま返る風景』(渋谷公園通りギャラリー)

【21日】戦前を生きる (名古屋市博物館)

「戦前を生きる 収蔵品が伝えるココロ」が1月21日から3月5日まで名古屋市博物館で。

【21日】川内倫子 M/E (滋賀県立美術館)

【24日】特別展「加耶」(九州国立博物館)

特別展「加耶」が1月24日から九州国立博物館で始まります。国立歴史博物館での国際企画展示「加耶」が特別展に。

【26日】エゴン・シーレ展 (東京都美術館)

「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が東京都美術館で1月26日開幕。夭折の天才、その激動の人生に迫ります。日時指定制、予約・販売は1月12日から始まります。4月9日まで。

【27日】名品展 国宝 紅白梅図屏風 (MOA美術館)

尾形光琳の代表作国宝「紅白梅図屏風」は毎年、梅の季節に、MOA美術館(熱海)で公開されます。2023年は1月27日~3月14日まで。

【28日】部屋のみる夢 ボナールからティルマンス、現代の作家まで (ポーラ美術館)

「部屋のみる夢 ボナールからティルマンス、現代の作家まで」が箱根のポーラ美術館で1月28日から。

【28日】合田佐和子展 帰る途(みち)もつもりもない (三鷹市美術ギャラリー)

【28日】山中現展 描かれた詩 (群馬県立館林美術館)

【28日】リュイユ フィンランドのテキスタイル(京都国立近代美術館)

(読売新聞デジタルコンテンツ部)
関西の1月に見られる展覧会はこちらから