芸術新潮1月号は初の巻頭映画特集「愛でたい映画 映画とアートをつなぐシネガイド2023」

芸術新潮2023年1月号が12月23日(金)に刊行されました。特集は「愛でたい映画 映画とアートをつなぐシネガイド2023」です。

担当した編集部の天野祐里さんは、「小誌は美術をテーマにすることが多いですが、美術新潮ではなく”芸術”新潮なので折々に映画の記事も作ってきました。昭和30年代のバックナンバーを見ると、小津安二郎を囲む座談会なんかも載っているんですよ。

とはいえ、映画をテーマにした巻頭特集は初めての試みですし、美術好きの人が楽しみやすい切り口を意識しながら企画を練ったのは確かです。

それで気づいたのは、映画って物事の入口に適しているんじゃないかということ。
贋作とか、美術館の運営といった、ある意味面倒な問題も、映画を通じてなら楽しんで理解できるし、実際そういう映画がちゃんとあるんです。

ページ数的に特集の柱になっているのは、8人の美術家のみなさんに、それぞれお好きなテーマで3本の映画を挙げていただいたアンケート記事。お寄せいただいたエッセイも素晴らしいですし、このパートだけでもぜひ読んでいただきたいですね。
美術品が重要な小道具(あるいは小道具以上)として使われている映画を紹介したページもありますが、これは思った以上にバリエーションがあって作っていて楽しかったですし、これからも気をつけてチェックしようと思ってます」と話していました。

また、特集内では、1月27日に公開の話題の映画『レジェンド&バタフライ』で森蘭丸役を務める市川染五郎さんのインタビューを、撮りおろしグラビアとともに4ページで展開しており、読み応えがあります。

第2特集は「大竹伸朗」


第2特集は「大竹伸朗 全景の現景 2006――2022」。東京国立近代美術館で2月5日まで開催中の大竹伸朗展の「音」部屋を体感できるスペシャル動画を体感できる特典もあります。


定価1500円。購入は、書店や芸術新潮のサイトから各インターネット書店で。
(読売新聞美術展ナビ編集班)