東博は2023年も1月2日から開館 長谷川等伯の国宝「松林図屛風」や干支のウサギ、大安寺の仏像など

東京国立博物館(東京・上野)は、2023年も1月2日(月・休)より開館します。20年目となる恒例の正月企画「博物館に初もうで」(1月2日~1月29日)では、干支のウサギをテーマにした作品を特集するほか、例年、お正月に展示される長谷川等伯筆の国宝「松林図屛風」も1月2日から1月15日まで公開されます。いつもの本館2室ではなく、本館7室の「創立150年記念 特集 戦後初のコレクション 国宝「松林図屛風」」で展示されます。

博物館に初もうで
2023年の「博物館に初もうで」では、平成館企画展示室で特集「兎にも角にもうさぎ年」を開催。さまざまな姿、しぐさのウサギが表現された日本や東アジアの作品を紹介します。


各展示室でも、お正月にふさわしい吉祥の作品を紹介します。

大安寺の仏像
また1月2日から本館11室で、特別企画「大安寺の仏像」が始まります。2022年4~6月に奈良国立博物館で特別展「大安寺のすべて―天平のみほとけと祈り―」が開かれて注目されている奈良の大安寺の至宝が東京でも公開されます(奈良の展覧会とは内容が異なります)。 3月19日まで。総合文化展の入場料で観覧できます。
(読売新聞美術展ナビ編集班)
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