【プレビュー】「初春を祝う―七福うさぎがやってくる!」静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)で1月2日から 国宝「曜変天目」も引き続き展示

国宝 曜変天目(稲葉天目)

静嘉堂創設130 周年・新美術館開館記念展「初春を祝う―七福うさぎがやってくる!」
会場:静嘉堂@丸の内(東京都千代田区丸の内2-1-1明治生命館1階)
会期:2023年1月2日(月)~2月4日(土)
休館日:月曜日 (ただし1月2日・9日は開館)、1月10日(火)
アクセス:地下鉄千代田線二重橋前〈丸の内〉駅 3番出口直結、JR東京駅丸の内南口より徒歩5分
入館料:一般 1,500円、大高生 1,000 円、中学生以下無料
*日時指定予約優先
詳しくは静嘉堂文庫美術館の公式サイト(https://www.seikado.or.jp)へ。

2022年10月に世田谷から丸の内に移転・開館した静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)の開館記念展の第2弾「初春を祝う―七福うさぎがやってくる!」が2023年1月2日から2月4日まで開催されます。国宝「曜変天目 (稲葉天目」など、吉祥性あふれる作品の数々で丸の内で迎える初めてのお正月を祝います。

本展の見どころのひとつは、昭和の名工による総数58体もの御所人形たち。兎の冠をつけ、笑みをたたえた七福神と童子たちは、 鯛車を曳いたり、楽器を奏でたり、あるいは餅をついたりして、寿ぎの宴をくりひろげています。

五世大木平藏 《木彫彩色御所人形》のうち「宝船曳」 昭和14年(1939)

また、静嘉堂文庫を代表する中国・明清時代の絵画から、江戸後期の池大雅・与謝蕪村・酒井抱一、近代日本画の横山大観・堂本印象まで、選りすぐられた日本・中国のめでたい絵画が並びます。

沈南蘋 《梅花双兎図》 清時代・雍正9年(1731)
池大雅 《寿老図》 江戸時代・18世紀
酒井抱一 《絵手鑑》 全72図のうち「富士山」 江戸時代・19世紀
鈴木春信 《七福神遊興》 江戸時代・宝暦年間(1751~64)末頃

さらには、吉祥デザインの茶道具や懐石など宴の器も。静嘉堂文庫が誇る国宝「曜変天目 (稲葉天目)」も開館第1弾「響きあう名宝」展に引き続き展示されるなど、新春にふさわしい、おめでたい尽くしの展覧会です。

国宝《曜変天目(稲葉天目)》 南宋時代(12~13世紀)
香取秀真 《群兎文姥口釜》 昭和14年(1939)

 

《南天蒔絵提重》江戸時代(18~19世紀)
樂慶入 《赤樂宝尽寄向付》 江戸時代・文久4年(1864)
永楽和全 《金襴手雲龍文銚子》 江戸~明治時代・19世紀
《猩々蒔絵三つ組盃》 江戸時代・18~19世紀

(※作品は全て静嘉堂文庫美術館蔵)


(読売新聞美術展ナビ編集班)