来春開幕の「ルーヴル美術館展 愛を描く」  “案内人”の満島ひかりさん 「時空を超えて美しい感性に触れてほしい」 音声ガイドやテーマ曲も担当

「ポップでおしゃれな展覧会になります。ファッションや音楽が好きな人も気軽に楽しめます」

2023年3月に国立新美術館で開幕する「ルーヴル美術館展 愛を描く」の記者発表会が12月14日、東京都内で開かれ、同展の“案内人”を務める俳優の満島ひかりさんが紹介されました。

「生きることが楽になる」アートとの触れあい

以前から絵が上手な人にリスペクトの気持ちが強く、美術館にもよく足を運ぶという満島さん。同展について「愛の作品だけを集めるという展示はとても面白いです。(ポスターなどの)デザインがかわいくて、ふだんアートをあまり見ない人や、ファッションや音楽が好きな人にも愛される展示になると思います」と期待を込めていました。

「コロナ禍があって、自分の中の痛みや悲しみに触れることもあると思います。そうした中で、時空を超えた古い時代の絵画の美しい感性に触れて、自分とシンクロするものを見つけることで、生きることが楽になり、楽しくなります。小さなものの美しさに気づくこともできます」とアートに触れることの価値を熱く語っていました。

「パリは第三の故郷」

ルーヴル美術館のあるパリは最も訪ねた回数の多い外国の街といい、「東京、沖縄に次いで仲の良い友達が多くいる街。第三の故郷みたい」。20歳のころ、初めて一人旅でパリを訪ね、ルーヴル美術館にも行きましたが、「あまりのスケールの大きさにびっくり」して足がすくんでしまい、中に入れなかったそうです。呆然として美術館の前のベンチに座っていたら、お年寄りの男性が近寄ってきてフランス語で色々と話しかけられ、手の甲に挨拶のキスをされたといい、「フランスって何て愛の街なのかしら、と思いました」と笑いながら当時を懐かしんでいました。

鑑賞者が豊かな気持ちになれる音声ガイドを

音声ガイドも担当します。「何百年の前の絵のことを、なんで私が説明するんだろうと。緊張しますね」。展覧会に関する資料に目を通したところ、「愛にまつわる様々なストーリーなので、自分が口にできるんだろか、というドキっとする内容のものも。絵の鑑賞を邪魔しないように、皆さんが豊かな気持ちになれるように頑張ります」と話していました。さらに展覧会のテーマソングも制作中。親友の三浦大知さんとのコラボレーションで、満島さんは作詞もしました。世界的ジャズバンド「SOIL&”PIMP”SESSIONS」と共演する豪華な布陣で、こちらも楽しみです。

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)

「ルーヴル美術館展 愛を描く」
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
会期:2023年3月1日(水)~6月12日(月)
開館時間:10:00-18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
観覧料:未定
休館日:毎週火曜日 ※ただし3/21(火・祝)・5/2(火)は開館、3/22(水)は休館
詳しくは展覧会サイト(https://www.ntv.co.jp/love_louvre/)で
問い合わせは050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会twitter:@love_louvre2023
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