「デイヴィッド・ホックニー展」27年ぶりの大規模開催 初期作から近年の大作まで圧巻のスケール 東京都現代美術館で7月15日開幕

デイヴィッド・ホックニー展 |
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会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/3E(東京都江東区三好4-1-1) |
会期:2023年7月15日(土)~ 11月5日(日) |
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、読売新聞社 |
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル) |
展覧会ウェブサイト:https://mot-art-museum.jp/hockney/ |
※観覧料、休館日等詳細は決定次第、ウェブサイト等で公開します。 |
現代で最も革新的な画家のひとり、デイヴィッド・ホックニー(1937- )の日本では 27年ぶりとなる大規模な個展です。イギリスで生まれたホックニーは 60 年以上にわたり、絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術といった分野で多彩な作品を発表し、近年は iPad を用いて身近な主題を描き続けています。

1967年 東京都現代美術館 © David Hockney

1970-71年 テート © David Hockney Photo: Richard Schmidt
本展は 1960 年代にアメリカの西海岸で描いた初期の代表作から、近年の集大成というべき故郷ヨークシャー東部の自然を描いた大型絵画のシリーズ、新型コロナウイルスによるロックダウン中にフランス北部のノルマンディーで描いた全長 90 メートルにも及ぶ新作などを展覧します。

2020-21年 作家蔵 © David Hockney

2020-21年 作家蔵 © David Hockney
ホックニーの作品を100 点以上紹介する、日本におけるこれまでで最も充実した展覧会となります。

© David Hockney Photo: Jean-Pierre Gonçalves de Lima
デイヴィッド・ホックニー David Hockney
1937 年イングランド北部のブラッドフォードに生まれ、同地の美術学校とロンドンの王立美術学校で学ぶ。1964 年ロサンゼルスに移住し、アメリカ西海岸の陽光あふれる情景を描いた絵画で一躍脚光を浴びた。60 年以上にわたり美術表現の可能性を探る試みを続け、現在はフランスのノルマンディーを拠点に、精力的に新作を発表している。2017 年には生誕 80 年を記念した回顧展がテート・ブリテン(ロンドン)、ポンピドゥー・センター(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)を巡回。テート・ブリテンでは同館の記録となる約 50 万人が来場するなど、ホックニーは現代を代表する最も多才なアーティストのひとりとしてその名を確立している。
(美術展ナビ編集班)