【開幕】ミュシャの作品世界で旅気分 「Bon Voyage!~ミュシャと巡る旅~」(大阪・堺 アルフォンス・ミュシャ館)

パリ時代の商業ポスター

ミュシャの作品を通して旅気分を味わえる企画展「Bon Voyage!~ミュシャと巡る旅~」が堺 アルフォンス・ミュシャ館で開幕しました。

旅行や移動がままならなかったここ数年、改めて旅への憧れや欲求が高まっている人も多いのではないでしょうか。アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)が活躍した19世紀末のヨーロッパは、鉄道や蒸気船など交通手段が発達し、旅がより身近になった時代という側面もありました。このような産業革命をきっかけとした社会の近代化は、芸術のあり方や価値観にも大きな影響を与え、ミュシャもまた、このめまぐるしい時代に影響を受けて様々な作品を生み出していったのです。


本展ではミュシャと巡る世界旅行をテーマに、ヨーロッパやアメリカなど世界各地に関わりのあるミュシャの作品、そして彼の画業の道のりを作品とともに辿ります。なかでも、世界にひとつだけのジュエリー作品や、《ハーモニー》、『主の祈り』といったミュシャの画家人生の節目となった作品も展示されています。

さらに注目なのは、ミュシャLaboの第3弾。ミュシャを実験的なまなざしで紹介する年間シリーズ展として同時開催されています。今回のテーマは「ミュシャ×メディア」。ミュシャの作品は、ポスターや書籍など当時でいう“情報を伝えるメディア”で活躍したことに着目。現代の最先端メディアであるプロジェクションアートやVRなどとミュシャの作品を融合させ、新しい映像世界でミュシャの魅力が再認識される空間もあわせて提供しています。


本展は2023年4月2日まで。会期中展示替えあり。

Bon Voyage!~ミュシャと巡る旅~