【BOOKS】モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナー…音楽史、時代背景もつかめる 「16人16曲でわかる オペラの歴史」 加藤浩子さん著

書名:16人16曲でわかる オペラの歴史
出版社:平凡社
発売日:2022年11月17日
言語:日本語
新書:304ページ
ISBN-10:4582860168
ISBN-13:978-458286016
平凡社の本書紹介のページ(https://www.heibonsha.co.jp/book/b613747.htm

モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ……。名高い音楽家の多くは、今も頻繁に上演される「新しい時代」を切り開いた有名オペラを作曲してきました。年月を経て生き残ってきた人気の秘密とは何なのでしょうか。音楽評論家の加藤浩子さんが、それぞれの作品を知る上で欠かせない作者の人生や作曲家が生きた時代背景も含めて解説した一冊です。《椿姫》《カルメン》《フィガロの結婚》はなぜ傑作なのでしょうか? 作曲家16人の代表作でオペラ史の流れがまるごとつかめます。

東京・京橋のアーティゾン美術館では「パリ・オペラ座ー響き合う芸術の殿堂」展を開催中(2023年2月5日まで)。同展でもロッシーニやヴェルディ、ワーグナーなどオペラ座ゆかりの作曲家や作品の展示が充実しています。あわせて読むと一層、理解が深まりそうです。

同書で取り上げられている作曲家と作品は以下の通りです。

序章 オペラ誕生/第1章 モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》/第2章 ヘンデル《エジプトのジューリオ・チェーザレ》/第3章 モーツァルト《フィガロの結婚》/第4章 ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》/第5章 ドニゼッティ《ランメルモールのルチア》/第6章 ベッリーニ《ノルマ》/第7章 ヴェルディ《椿姫(ラ・トラヴィアータ)》/第8章 ウェーバー《魔弾の射手》/第9章 ワーグナー《ワルキューレ》/第10章 ヨハン・シュトラウス二世《こうもり》/第11章 グノー《ファウスト》/第12章 ビゼー《カルメン》/第13章 プッチーニ《蝶々夫人》/第14章 チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》/第15章 リヒャルト・シュトラウス《ばらの騎士》/第16章 ベルク《ヴォツェック》/補章 團伊玖磨《夕鶴》/終章 オペラのその後

《著者紹介》
東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院修了(音楽史専攻)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてインスブルック大学に留学。大学講師、音楽物書き。著書に『今夜はオペラ!』『モーツァルト 愛の名曲20選』『オペラ 愛の名曲20選+4』『ようこそオペラ!』(以上、春秋社)、『バッハへの旅』『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』(以上、東京書籍)、『さわりで覚えるオペラの名曲20選』(中経出版)、『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』『バッハ』『オペラで楽しむヨーロッパ史』(以上、平凡社新書)など。

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)