【開幕】「150年後の国宝展」東京国立博物館(表慶館)で来年1月29日まで ゴジラ、ガンダム、プリキュア、ハローキティ

今年の注目展のひとつ、東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」で話題沸騰の東京国立博物館。実は、この国宝展が開催されている平成館とは別の建物「表慶館」(重要文化財)でも、”国宝”をテーマにした展覧会が開催中です。それが「150年後の国宝展-ワタシの宝物、ミライの宝物」です。
本展は、トーハク史上初の公募型展覧会。個人や企業から集められた”宝物”を「150年後の国宝候補」として一堂に紹介しています。
ゴジラ、ガンダム、プリキュア
企業部門では、私たちのくらしを形作る衣食住の文化、エンターテイメント、技術などを紹介します。ゴジラ、ガンダム、プリキュア、ハローキティ、たまごっち、ベネッセアートサイト直島、ビームス、ポテトチップス のり塩、セブンイレブン、初音ミクなど、たくさんの「宝物」であふれる展示空間に、心が躍ります。






一般分門では、「ワタシの宝物、ミライの宝物」というテーマで公募を行い、345件の応募から選ばれた67件を「150年後の国宝候補」として紹介。家族の思い出が詰まったものや暮らしのなかで愛着があるものなど、個人の思い入れがある宝物がエピソードとともに紹介されています。

本展は、総合文化展や特別展の観覧券(観覧当日に限る)でも観覧できます。東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」の鑑賞の前後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。※特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」の鑑賞には日時指定予約が必要です。
今、私たちの身近にあるものが受け継がれ、いつか未来の誰かに驚きや学びを提供する――そんな光景を思い描けるかもしれません。

150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物 |
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会期:2022年11月2日(水)~2023年1月29日(日) |
会場:東京国立博物館 表慶館(東京都台東区上野公園13-9) |
開館時間:9時30分〜17時00分(入館は閉館の30分前まで) |
観覧料:東京国立博物館総合文化展観覧券、または開催中の東京国立博物館の特別展観覧券(※観覧当日に限る)でご覧いただけます。 |
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日休館、ただし2023年1月3日(火)は開館)、2022年12月26日(月)~2023年1月1日(日) |
アクセス:JR上野駅公園口下車、徒歩10分 |
詳しくは公式サイトへ。 |
(読売新聞美術展ナビ編集班 美間実沙)