【開幕】「惹かれあう美と創造 ─陶磁の東西交流」出光美術館で12月18日まで

惹かれあう美と創造 ─陶磁の東西交流
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会期
2022年10月29日(土)〜12月18日(日) -
会場
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観覧料金
一般1,200円/高・大生800円
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休館日
月曜日
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開館時間
10:00〜16:00 (入館は午後3時30分まで) - カレンダーへ登録
本展は「日時指定予約制」。
詳細は(http://idemitsu-museum.or.jp/)へ。
日本有数の陶磁器コレクションを誇る美術館としても知られる出光美術館。約130件の陶磁器・工芸品によって、陶磁器の東西交流の歴史とその美しさを紹介する展覧会「惹かれあう美と創造」が10月29日(土)から12月18日(日)まで、出光美術館(東京・丸の内)で開催されています。
出光美術館の創設者・出光佐三(1885~1981年)によって蒐集が開始された陶磁器は古今東西、紀元前から近現代まで多岐にわたります。本展では、東アジアとヨーロッパの交流をうかがわせる陶磁器に加えて、世界中に流通していた中国・景徳鎮窯の陶磁器、独特の文様世界をもつイスラーム陶器などにも注目します。

地域が遠く離れていながら、似た技法や文様、造形をもつ陶磁器。そこからは、人々が東西に交流を重ね、異文化を理解し、お互いの魅力的な文化に惹かれあったことで創造された”惹かれあう美” を見出せることでしょう。








また「美術」という概念が生まれた近代の日本でも、板谷波山や富本憲吉らが、東西の美の交流を感じとり、自らの作品に投影しました。こうした作品も紹介します。東西の文化交流が織りなす陶磁器の美の世界を豊富なコレクションで楽しむことができるでしょう。(読売新聞美術展ナビ編集班)