注目の15展覧会のミュージアムグッズをまとめて紹介!【11月開催】正倉院展の御朱印風の切り絵 開封!

美術館や博物館は作品を鑑賞するだけでなく、個性あふれるミュージアムグッズを購入することも楽しみの一つです。11月に開催の展覧会のグッズを紹介した記事をまとめました。正倉院展や150年後の国宝展はこの記事内で「開封」します。注目のトーハクの国宝展や、「毒まんじゅう」が話題の科博の特別展「毒」(毒展)のグッズ紹介記事も近く公開予定です。(すでに売り切れや展示会場の変更などで販売されていない場合もあります)
「正倉院展」(奈良国立博物館)
秋の奈良の風物詩「正倉院展」が今年も11月14日まで奈良国立博物館で開催されています。昨年から館内のショップに加えて屋外の「天平」でも魅力的なグッズが販売されています。
館内のミュージアムショップで購入したグッズを「開封」します。
「古都彩(こといろ)」(1620円)は食べるのがもったいなくらいの、まるで芸術品のような羊羹でした。
こちらは手軽に切らずに食べられる羊羹3個セット(1080円)です。
上の記事でも紹介されていた今年から販売が始まったご朱印風切り絵(1100円)です。
細かいところまで切り絵されています。
今年の「絵はがき」(8枚)セット(500円)です。どの宝物が入っているでしょうか?
現地で見た宝物の思い出がよみがえりました。
junaida展「IMAGINARIUM」(PLAY! MUSEUM)
PLAY! MUSEUM(東京・立川)で開催中のjunaida展「IMAGINARIUM」(来年1月15日まで)。「怪物園」「の」「Michi」など明るさと闇が同居する、不思議な懐かしさのある絵本作品で近年、人気の作家の展覧会のグッズはとても不思議な魅力に満ちあふれていました。
「京に生きる文化 茶の湯」(京都国立博物館)
茶の湯文化を展観する特別展「京(みやこ)に生きる文化 茶の湯」が京都国立博物館で12月4日まで開催されています。「茶の湯展」だけにグッズは、お茶関係のコラボなどが豊富です。
「国宝 東京国立博物館のすべて」(東京国立博物館)
トーハクのすべての国宝を展示する「国宝展」。グッズにも力が入っています。
「150年後の国宝展」(東京国立博物館・表慶館)
東京国立博物館の表慶館(重文)でも、国宝をテーマにした展覧会「150年後の国宝展-ワタシの宝物、ミライの宝物」が開催中です。私たちのくらしを形作る衣食住の文化、エンターテイメント、技術などを紹介する企業部門では、ゴジラ、ガンダム、プリキュア、ハローキティ、たまごっち、ポテトチップス のり塩、セブンイレブン、初音ミクなど、たくさんの「宝物」が紹介されていました。
特設ショップで購入した記念商品を紹介!
湖池屋の「150年後の国宝展のり塩」(3袋セットで1,000円)が、特設ショップ(東京国立博物館正門プラザ)と湖池屋オンラインショップ限定で発売されています。

北海道産の幻の芋“今金男しゃく”に、愛知県産の“あおさ”、三重県産の“すじ青のり”、愛媛県産の“うすば青のり”の3種のブレンド、“天海の平釜塩”など、こだわりが詰まっています。

映画フィルムに東京国立博物館の国宝コレクションを収めた「Treasure Film Gallerie」シリーズ(各440円)も。本展で紹介されていた、IMAGICA GROUPの「映像を未来へ繋ぐフィルム修復技術」にちなんだグッズです。孔雀明王像などがうっとりするほど美しく、くっきりと映っています。

KDDI株式会社「au Design project 携帯電話」とコラボしたポストカード(各220円)も販売されています。トーハクおなじみ《三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛》(重文)と思いきや、江戸兵衛の手にスマートフォン!?こちらは、au Design projectのスマートフォンINFOBAR A01(2011年)だそうです。
特別展「毒」(国立科学博物館)
11月1日に国立科学博物館で開幕した毒展。毒まんじゅう(*毒は入っておりません)を始め、”毒”のあるグッズがたくさん。
「兵馬俑展」(名古屋市博物館、上野の森美術館)
11月6日まで名古屋市博物館で開催されている「兵馬俑展」は、グッズのおしゃれさも話題です。その後、最後の巡回地、上野の森美術館で11月22日から始まります。
「大蒔絵展」(三井記念美術館)
11月13日まで開催されている「大蒔絵展」(三井記念美術館)。蒔絵は金を蒔く芸術です。金箔が入ったお菓子がグッズになっていました。
「新選組展2022」(京都文化博物館)
実物の資料で新選組の実像に迫る「新選組展2022-史料から辿たどる足跡」が11月27日まで京都文化博物館(京都市)で開かれています。
石田散薬ラムネは、福島展に続き、特に注目を集めているようです。公式ツイッターで最新の情報を確認してください。
欠品状態でした「石田散薬 錠剤ラムネ」が入荷しました。明日8日(土)より販売を再開します。ただし、今回の入荷量にも数に限りがありますので、欠品状態となる可能性があります。皆様にはご迷惑をお掛けしますが、追加納品の調整も行っておりますので、何卒ご了承ください。
— 新選組展2022 (@shinsengumi2022) October 7, 2022
「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」(静嘉堂@丸の内)
三菱の至宝が集まる静嘉堂文庫美術館のギャラリー機能が東京・世田谷から東京駅徒歩圏内の丸の内に10月1日に移転オープンしました。愛称は「静嘉堂@丸の内」。国宝7件を含む豪華な所蔵品のなかでも、特に注目が国宝「曜変天目(稲葉茶碗)」。ショップでは、ほぼ原寸大の曜変天目ぬいぐるみが販売され、評判になっています。下の記事では、その「重み」を確かめました。開館を記念する「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」展は12月18日まで開かれています。
「ベルばら展」(東京シティビュー、阪急うめだ本店)
「ベルサイユのばら展 ーベルばらは永遠にー」が東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で11月20日まで開催されています。グッズも王道からユーモアあふれるものまでとても豊富です。11月30日からは、大阪・阪急うめだ本店で始まります。
「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館)
京都市京セラ美術館で来年2月まで開催されている「アンディ・ウォーホル・キョウト」は、八ッ橋など京都のお店とのコラボグッズが注目です。
「展覧会 岡本太郎」(東京都美術館)
岡本太郎が令和に再び注目を集めています。べらぼうなグッズはとても個性的。「展覧会 岡本太郎」は10月18日から東京都美術館で始まっています。
「ルートヴィヒ美術館展」(京都国立近代美術館)
京都国立近代美術館で開催されている「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション」。東京展(国立新美術館)に続いての開催。グッズはおしゃれなものが多かったです。
「ゲルハルト・リヒター展」(豊田市美術館)
現代美術を代表する作家の大規模展「ゲルハルト・リヒター展」が愛知県の豊田市美術館で開催されます。ショップのグッズは、リヒターの作品を取り入れたものと、リヒター展のロゴがモチーフのものの大きく2種類あります。リヒターのグッズはこれまでほとんど無かったそうです。東京国立近代美術館に続く開催。
(読売新聞美術展ナビ編集班)