【開幕】約500点の魅惑の“彼女”たち 「江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-」 千葉県立美術館

漫画家、イラストレーターとして活躍する江口寿史(1956~)の展覧会「江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-」が、千葉県立美術館で10月29日、開幕しました。


週刊少年ジャンプで連載された『すすめ!!パイレーツ』(1977年)、『ストップ!!ひばりくん!』(1981年)など軽快なコメディで人気漫画家としてスタートした後、彼の描くキュートでクール、お洒落な「女の子」は瞬く間に人気を博し、ポップでおしゃれな女性を描くイラストレーターとしても90年代以降活躍をしている江口さん。若者たちの感性を描き分け、青春を映し出す一枚一枚は多くの世代から共感を呼んでいます。

本展は、江口さんの女性の美しさを果てなく追い求めた45年の軌跡を、約500点のイラストで紹介する最大規模となる個展。同館では、流山市を拠点とする「千葉パイレーツ」の活躍を描いた漫画『すすめ!!パイレーツ』の原画も特別展示されています。

あわせて音楽アルバムのジャケットや化粧品とのコラボなど広告イラスト、雑誌連載への描きおろし原画など、多彩で膨大なイラストが所狭しと並びます。
さらに巡回の会場ごとに、1800×1800mmのキャンバスアートに描かれるライブドローイングも10月29~30日に実施。これまでの巡回展での作品もあわせて、ダイナミックで魅惑的な“彼女”が楽しめます。


本展は2023年1月15日まで。会場は撮影OK、ぜひお気に入りの“彼女”を探してみてください。