11月に始まる全国の展覧会を公式SNSとともに紹介

気温もだいぶ下がってきました。11月は、前月までの秋の開幕ラッシュもおさまり、開幕する展覧会の数は少な目ですが、「毒展」や「展覧会タローマン」など注目展も始まります。公式SNSがあるものはSNSでの発信も紹介しますので、気になる展覧会があればチェックしてみてたください。(随時更新)

【1日】特別展「毒」 (国立科学博物館)

少し怖いけど人を惹きつけてやまない「毒」の世界を、各分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げます。11月1日から国立科学博物館(上野)で。日時指定制。

【1日】大竹伸朗展 (東京国立近代美術館)

現代日本を代表するアーティスト大竹伸朗の16年ぶりとなる大回顧展が東京国立近代美術館(竹橋)で11月1日に開幕します。

【1日】展覧会 タローマン NHK放送博物館

まさかの展開!「展覧会 岡本太郎」から、とうとう「展覧会 タローマン」が分裂して独自の展覧会に! NHK放送博物館(東京・港区)で11月1日から。無料。

【1日】闇と光-清親・安治・柳村 (太田記念美術館)

明治の情景を浮世絵に取り込んだ小林清親などの世界を紹介する「闇と光」が太田記念美術館(東京・原宿)で11月1日から始まります。

【1日】藤野一友と岡上淑子 (福岡市美術館)

細密な幻想的な絵画の藤野一友と写真のコラージュで知られる岡上淑子の夫婦の作品世界を紹介する「藤野一友と岡上淑子」が福岡市美術館で11月1日に開幕します。

【3日】将軍家の襖絵 (根津美術館)

日本美術の原点の一つでもある室町将軍が愛したインテリアと美意識を襖絵などから”復元”。特別展「将軍家の襖絵」は11月3日から根津美術館(東京・南青山)で。

【3日】木島櫻谷―山水夢中ー(泉屋博古館)

泉屋博古館(京都)で3度目の櫻谷(おうこく)展は山水画を特集。西洋画を取り入れた青年期から、明澄な色彩・大胆な構成で瀟洒に描く壮年期、最晩年の大作まで、日本各地を旅した膨大な写生帖も交えながら、生涯描き続けた山水画をたどります。


こちらの特別公開も合わせて注目です。

【3日】板谷波山の陶芸(泉屋博古館東京)

泉屋博古館(京都)に続いて泉屋博古館東京(東京・六本木)で11月3日に開幕するのが「板谷波山の陶芸」展。

【5日】「おいしい」ボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり (SOMPO美術館)

見ていて食欲がわくかもしれない展覧会が、11月5日から、SOMPO美術館(東京・西新宿)で開かれます。

【5日】パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂 (アーティゾン美術館)

「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」がアーティゾン美術館(東京・京橋)で11月5日幕を開けます。

【12日】ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台(東京都現代美術館)

【12日】鷹狩(徳川美術館)

【13日】画家 岸田劉生の軌跡 (秋田県立美術館)

【15日】ビーズ つなぐ かざる みせる (渋谷区立松濤美術館)

【18日】明清の美ー15~20世紀中国の美術ー (大和文華館)

【19日】美をつむぐ源氏物語 (東京都美術館)

【19日】DOMANI・明日展 2022-23(国立新美術館)

【19日】三浦太郎展 (板橋区立美術館)

【19日】星野道夫 悠久の時を旅する (東京都写真美術館)

【19日】杉浦非水 時代をひらくデザイン(静岡市美術館)


東京展のレビュー

【22日】兵馬俑と古代中国 (上野の森美術館)

いよいよ東京でも始まります。東京展限定で音声ガイドも。

【26日】マリー・クワント展 (Bunkamura ザ・ミュージアム)

【26日】矢沢あい展 (イオンモール岡山)

全国巡回中の矢沢あい展が岡山に登場。下は東京展の開幕記事。

【26日】大本山相国寺と金閣・銀閣の名宝 (大分県立美術館)

【30日】京都・智積院の名宝 (サントリー美術館)

【30日】ベルサイユのばら展 (大阪・阪急うめだ本店)

11月20日までの東京展に続いて、大阪でも11月30日から開催されます。


(読売新聞デジタルコンテンツ部)
10月開幕の展覧会はこちら