ブラジルタウンをぶらり カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし 「ここではないどこかへの旅」 Eテレで10月27日夜放送

【番組タイトル】カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし 
【サブタイトル】「ここではないどこかへの旅」
【放送日時】Eテレ 2022/10/27(木)   22:30~22:59 
【朗読・語り】宮崎あおい 【テーマ音楽】藤倉大
【番組ホームページ】https://www.nhk.jp/p/ts/GX1J391X7M/

「魔女の宅急便」で知られる児童文学作家の角野栄子さん87歳が、「行きたいところに片っ端から行く」シリーズの最終回。角野さんが気が向くとふらりと出かけるというお気に入りの街、群馬県大泉町を訪ねました。

ブラジルなど多くの外国人が暮らす街として知られます。スーパーで現地の食材を物色したり、レストランでブラジルのソウルフードをほお張ったり。「普段と違う空気に触れる」半日旅の効用とは何なのでしょう?

20代のころ、「見知らぬ世界を見てみたい」と、ブラジルに個人移民として渡り、2年暮らしたことがある角野さん。最初は異国での暮らしになじめず、部屋に閉じこもっていたそうです。そんな角野さんを変えたのは「風」でした・・。当時の気持ちは、名作「魔女の宅急便」にも描かれています。

ふっと日常から抜け出して、ブラジルの空気に触れに出かける角野さん。食事に買い物、特別なことは何もない、数時間の短い「旅」は、何をもたらしてくれるのでしょうか。ブラジルから日本に来た子供たちが学ぶ学校にも出向き、角野さんは異文化に飛び込む戸惑いと喜びを語りかけます。

<今シリーズの構成>

9/19(月・祝)19:00「旅は心のストレッチ」(山口県下関市)

10/13(木)22:30「深川センチメンタルジャー二―」(東京・深川)

10/20(木)22:30「隈研吾さんと“家”の話」

10/27(木)22:30「ここではないどこかへの旅」(群馬県大泉町)

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)