週末いきたい!もうすぐ閉幕する美術展・展覧会 「異性装の日本史」や「李禹煥」など

10月は「国宝 東京国立博物館のすべて」「展覧会 岡本太郎」の開幕や静嘉堂文庫美術館の移転オープン(静嘉堂@丸の内)など注目の展覧会が続々と始まっています。一方で、あと1か月ほどで閉幕する展覧会もあります。終わる前に行っておきたい、もう一度行きたい展覧会や美術展がないかチェックしてみませんか。
「古美術逍遙」泉屋博古館東京 10月23日(日)まで
国宝「線刻仏諸尊鏡像」(平安時代)や国宝「秋野牧牛図」(中国・南宋時代 13世紀)など、住友コレクションの東洋美術の名品を楽しめる「古美術逍遙―東洋へのまなざし」は泉屋博古館東京(東京・六本木一丁目)で10月23日(日)まで。
「合縁奇縁」 大倉集古館 10月23日(日)まで
泉屋博古館東京の徒歩圏内にある大倉集古館(東京・虎ノ門)の企画展「合縁奇縁~大倉集古館の多彩な工芸品~」も10月23日(日)まで。
「板谷波山の陶芸」泉屋博古館 10月23日(日)まで
京都の泉屋博古館では「生誕150年記念 板谷波山の陶芸-近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯-」が10月23日(日)まで開かれています。その後、11月3日から泉屋博古館東京に巡回します。
「『がまくんとかえるくん』誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展」 いわき市立美術館(福島)で10月23日(日)まで
ふたりの仲良しかえるのシリーズで知られるアメリカの絵本作家。ユーモラスで温かな世界に出会える国内初の本格展の巡回展です。
「のだめカンタービレ展」 東京ソラマチ 10月23日(日)まで
二ノ宮知子さんの人気マンガがテーマの「のだめカンタービレ展」が東京ソラマチ5階スペース634(東京スカイツリー)で10月23日(日)まで。その後、大阪でも開催されます。
二ノ宮知子さんの「宝石展」でのインタビュー記事はこちら
「はこぶ浮世絵」太田記念美術館 10月26日(水)まで
今年は、鉄道開業150年の年。「はこぶ浮世絵-クルマ・船・鉄道」が10月26日(水)まで太田記念美術館(東京・原宿)で。
「装いの力ー異性装の日本史」渋谷区立松濤美術館 10月30日(日)まで
性の境界を乗り越えた人々の姿を紹介する注目の展覧会「装いの力ー異性装の日本史」が東京・渋谷区立松濤美術館で10月30日(日)までの開催。土日と最終週は日時指定予約制です。
「鑑真和上と下野薬師寺」栃木県立博物館 10月30日(日)まで
奈良の唐招提寺から初めて栃木で公開されている国宝の仏像などが並ぶ「鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」は栃木県立博物館で10月30日(日)までの開催。
「長坂真護展」上野の森美術館 11月6日(日)まで
アートで社会課題の解決を目指す作家が目指す境地とは?「長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや」が上野の森美術館で11月6日(日)まで。
「地球がまわる音を聴く」森美術館 11月6日(日)まで
ポストコロナの時代をいかに生きるのかを国内外のアーティストの作品を通して考える展覧会「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」は森美術館(六本木昼鈴)で11月6日(日)まで。
「李禹煥」国立新美術館 11月7日(月)まで
「もの派」李禹煥(リ・ウファン)の東京では初めての大規模な回顧展「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」が国立新美術館(六本木)で11月7日(月)まで開かれています。
「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」サントリー美術館 11月13日(日)まで
大規模な改修工事のため長期休館している大阪市立美術館のコレクションの優品を紹介する展覧会「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」がサントリー美術館(東京ミッドタウン)で11月13日(日)まで開催されています。
なお、4-6月に大阪市立美術館で開催された特別展「華風到来 チャイニーズアートセレクション」の会場内の様子がVR化されており、下のURLから無料(一部有料)で鑑賞することができます。
・大阪市立美術館のサイト
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)